●GameTrailers: 83/100
●Joystiq: 80/100
●Machinima: 75/100
●GameSpot: 70/100
- 良い点
- ゴシック調のアーキテクチャーが美しい
- 印象的な敵やボスのデザイン
- ゲームとトリロジーにとって、完全に満足のゆく結論
- つまらない序盤
- 強制的でつまらないステルスミッション
悪い点
●EGM: 70/100
●IGN: 65/100
- 『Castlevania: Lords of Shadow 2』はオープンワールドを獲得したが、つまらないストーリー、興味が沸かない敵、退屈なキャラクターキャストも獲得した。戦闘は改良されたが、強制的なステルス場面は失望とフラストレーションを抱かせる以外の何者でもない。結果的に前作『Castlevania: Lords of Shadow』のレベルに近付くこともできていない。
●VideoGamer: 60/100
●Game Informer: 60/100
- コンセプト: 主人公Gabriel Belmontが現代を舞台に自身の不死の運命を終わらせる作品
- グラフィック: メインキャストといくつかのボスの描写は素晴らしいが、他の敵や環境描写は独創性がなく、わかりにくい
- サウンド: Robert Carlyle氏とPatrick Stewart氏の声優は良かったが、彼らにもいやに感傷的な会話劇を救うことはできなかった
- プレイアビリティ: 『Lords of Shadow 2』における、戦闘場面へ導くためのほぼ全ての試みが失敗に終わった
- エンターテインメント性: 初めの作品からのファンや、ドラキュラの視点でのストーリーを楽しもうとしている人にとっては、不満を抱かせる作品
- リプレイ性: 普通
●Eurogamer: 50/100
●Polygon: 50/100
●Metro GameCentral: 40/100
●Edge Magazine: 40/100
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海外で2月25日にPC/PS3/Xbox 360向けに発売されたコナミとMercurySteamによるアクションタイトル『Castlevania: Lords of Shadow 2』の海外レビューです。長い歴史を持つ『悪魔城伝説』シリーズの最新作であり、過去作で出演していたキャラクターも多数登場しています。
本シリーズでは中世ヨーロッパを舞台にドラキュラの戦いを中心にストーリーが語られてきましたが、本作における特徴的なポイントは、舞台が現代にも及ぶこと。海外サイトではこれまでも見られたゴシック調の建造物や現代の舞台描写など、賛否はありますが概ね高評価。またキャラクターについても同様に、評価しているサイトが多数見受けられました。
海外サイトによるメタスコアはPS3版は61(レビュー数: 31)、Xbox 360版は70(レビュー数: 20)、PC版は64(レビュー数: 8)。本作における評価点は前述の内容も含め、各サイト様々ありますが、基本的には多くの大手サイトが低評価を下しています。最も多く見受けられた低評価ポイントは、ストーリーとゲーム内容の一部分。比較対象となっている前作が高評価であったこともあり、「ストーリーがつまらない」という率直な感想と、強制的に訪れるステルスミッションへの不評が散見されました。
なお、本作の開発を手がけたMercurySteamは『キャッスルヴァニア』シリーズの開発を手がけるのはこれが最後であることを明言しており、海外でも注目度の高い、伝統ある『悪魔城伝説』の次回作をどこが製作することとなるのかが気になるところです。