2009年に産声をあげ、今や新たなゲームが生まれる場所になりつつある「Kickstarter」は、2014年3月3日にひとつのマイルストーンとなる総額10億ドル（日本円で1,016億円）の投資約束額（プロジェクトに失敗し、返還された金額を含む）を突破したことを報告しました。
10億ドルを記念して解説されたこちらの報告ページによると、今までの投資者数は570万人に登り、10億ドルの半分以上は、ここ12ヶ月で達成したとのこと。ゲームカテゴリでは、2億1610万ドルの投資約束額を得ており、その中から1億8997万ドルが成功プロジェクトの資金となっています。
また、国別の投資者数、投資額が公表されており、トップは米国の投資者数3,756,808人、投資額663,316,496ドル、2位は英国の投資者数319,497人、投資額54,527,222ドル。日本はスウェーデンに次ぐ8位で、投資者数25,125人、投資額7,139,419ドルとなっています。
- 投資額国別ランキング 投資者数/投資額
- アメリカ : 3,756,808人/663,316,496ドル
- イギリス : 319,497人/54,527,222ドル
- カナダ : 216,162人/44,913,978ドル
- オーストラリア : 109,456人/31,776,566ドル
- ドイツ : 97,597人/21,607,047ドル
- フランス : 53,364人/10,131,159ドル
- スウェーデン : 31,764人/7,150,257ドル
- 日本 : 25,125人/7,139,419ドル
- オランダ : 31,666人/7,033,026ドル
- シンガポール : 17,571人/6,710,981ドル
Kickstarter史上一番投資が多かった日は2013年3月13日、ゲームカテゴリでは、A&Dをベースとした人気RPGの精神的後継作で400万ドル以上を集めた『Torment: Tides of Numenera』やリチャード・ギャリオット氏の『Shroud of the Avatar: Forsaken Virtues』がプロジェクトを進行していた時期です。その他、最も投資が多い曜日は水曜日だったり、最も投資が多い日付は13日だったりといったデータも公開されています。
