『Moon』や『Dementium』などで知られるインディーデベロッパーRenegade Kidが新作『Cult County』のKickstarterキャンペーンを開始しました。本作は『サイレントヒル』や『バイオハザード』のような緊張感に満ちた探索及びアクションに、『The Walking Dead』のような挿話的な物語をミックスする全く新しいファーストパーソン・サバイバルホラーゲームとなっており、以下の様な要素を特色としてます。
- ファンの意見を取り入れて作られる、サバイバルホラーFPSジャンルの再生。
- 印象的なキャラクターとの相互作用を特色とするストーリー駆動のゲームプレイ。
- 西テキサスの小さな町は緊張、謎、恐怖で満たされる。
- 脆弱で個別化された近接及び火器戦闘。
- ゾッとする様々な敵との遭遇。邪悪なボス戦。

開発中のスクリーンショット
Renegade Kidには『Dementium』シリーズの新作を望む声が多く届いていたそうですが、契約の関係上それが実現できないため、同シリーズの精神を受け継ぐ新規作品『Cult County』の開発を決定したのだそうです。Kickstarterによって開発資金の獲得に成功すれば、創造的な自由、トレイラーやスクリーンショット公開のコントロール、将来の続編や移植の権利が維持できると伝えられています。

『Cult County』はゲームエンジンにUnityを採用しており、対象プラットフォームはSteam(PC/Mac/Linux)、Wii U、Xbox One、PlayStation 4、PlayStation 3、PS Vitaとなっています。Steamでのリリースは既に承認されているそうです。Xbox 360版についてはUnityの追加ライセンス、開発用ハードウェア、サードパーティパブリッシャーが必要となるため、対応は拡張ゴールに設定されています。


なお本作は当初ニンテンドー3DS向けタイトルとして発表されていましたが、3DSの範囲以上に成長した事、ゲームのビジョンを損ないたくない事、Unityが3DSに対応していない事などを理由に挙げ、非対応を伝えています。拡張ゴールの設定も不可能ではないものの、その場合は3DS用として一から開発するため個別のコストが必要になるだろうとの事です。

『Cult County』のリリースは2015年を予定。Kickstarterでの目標金額は580,000ドルで現在は約13,800ドルが集まっています。
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