Bakken氏は「単純であればよかったんだが、なんとも複雑だ。将来的に(PC版が)登場しないというわけじゃない、現時点では登場していないというだけなんだ」とコメント。PC版が今後リリースされる可能性を色濃く示した発言を残しました。
PS3/PS4/Xbox 360/Xbox One向けに開発中の『Destiny』は、プラットフォーム毎に外部委託を行っておらず、QAつまりは品質管理すらもBungieに在籍する500人以上のスタッフらが手がけていることが明らかとなっています。
「コンソールのSKUは我々にとって本当に重要で、今はそれに集中しているんだ。全てを内部でやっている。どデカいエンデバー号だよ。我々にとって前例のないことだ」とBakken氏。コンソール版に多大な開発リソースを割いているため、これに他の作業を加えることはただ狂っているとも続け、現時点ではPC版の開発に注力できない状況であることを示唆しました。
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1990年代にはMacintosh向けの『Marathon』シリーズを生み出したBungie
またインタビューにはBungieのCOOであるPete Parsons氏も登場し、「4つのプラットフォームというのは多すぎるんだ、我々が長いあいだ1つのプラットフォームのチームだったことを考えればね」とBakken氏と同様のコメント。4種類のプラットフォーム開発は前例のないことだと述べ、さらなるリスクを加えたくはない意向を示しています。
ほかにもParsons氏は「君たちはもうわかってるかもしれないが、我々全員がハードコアなPCプレイヤーであるということも真実だ。携帯電話であろうとPCがであろうとコンソールであろうと、我々はプレイするさ。そしてここには500人のスタッフが居る。だからPCについては大変留意しているよ」とPCがBungieにおける重要なプラットフォームの1つであることを明確にしています。
Eurogamerによるコンソール版の後にPC版が登場する可能性はあるかという質問に対し、Parsons氏は「私は将来的なPC関連の話を楽しみにしているよ」と最後に返答しています。