●Hardcore Gamer Magazine: 70/100
- オープンワールドゲームにしてはボリューム不足に感じられたが、本作は遊ぶ価値のあるタイトルだ。独創性に欠けるものの、戦闘やステルス要素、ボス戦などは非常に楽しめる。
- ニューヨークの街中を縦横無尽に駆け回ることが出来る“ウェブスイング”は本当に素晴らしいのだが、“Hero/Menace”システムは欠点でしかない。ゲーム後半になってくると街中の犯罪をどうしても見過ごすことになってしまうので、結果的にヒーローらしくないプレイを強いられることになる。
●Game Informer: 55/100
- 戦闘システムやサイドミッションなどは平凡な作りになっている。恐らくActivisionはマンハッタンを飛び回る楽しい操作感を重視していると思われるが、過去作で既に体感している要素なので退屈に感じた。
●GameSpot: 50/100
- 良い点
- スパイダーマンらしい世界観を表現出来ている
- 満足感のあるボス戦
- 退屈なサイドミッション
- 戦闘システムが単純
- 操作性は精度に欠けている
悪い点
- ライセンスを受けただけの雑なゲームにも見えるが、脱構築を試みようとしている点も見られた。
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4月29日に北米向けにリリースされた『The Amazing Spider-Man 2』の海外レビューをお届けしました。対応機種はPC/PS3/PS4/Xbox 360/Wii U/3DSとなっており、今回はPS4版レビューを対象にしています。平均点数は49点と辛めの評価を受けているようです。ちなみに前作『The Amazing Spider-Man』は50~60点ほどのレビューが多かったようです。
GameSpotやJoystiq、EuroGamerなどの大手メディアからは50点を下回るスコアを付けられてしまっていますが、metacriticのユーザーレビューではポジティブなレビューが23件、ネガティブなレビューが6件、どちらでもないレビューが4件ほどと、悪くない評価を受けています。海外メディア、ユーザーレビュー共に「ウェブスイングの完成度は高い」と評されており、サブミッションや戦闘システムが単調過ぎると言った点が低評価の理由となってしまっているようです。