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先月Steamでの正式リリースをお伝えした、ヴァイキング時代がテーマの近接アクション『War of the Vikings』ですが、最新アップデートで追加される女性キャラクターの装備は史実に基づいて色気のない実用性重視の仕様であることを、開発者が語っています。
開発元であるFatsharkのエグゼクティブプロデューサー、Gordon Van Dyke氏によると、制作にあたり行ったリサーチの中で、シールドメイデン(スカンジナビア半島の民族史に伝わる女戦士)が最も興味をそそられる対象として議論の的になったとのこと。本作は男女に関わらず実際の戦場に生きた戦士を忠実に描写することを主眼としており、ゲーム内の装備品は全て実用的にデザインされていることを強調しています。
よって機動性において利点のないハイヒールや、実戦では致命的な欠陥となり得る乳房の形にフィットしたプレートアーマー、果ては露出の多いビキニ型のチェインメイルなど、性的嗜好でデザインされたものは基本的に登場しない模様。同氏はお色気要素へつぎ込む物理描写を全てコンバットに費やしたと語っており、本作がリアル志向の硬派な作品であることを明言しています。
歴史上最もタフな戦うヒロインとしてプレイ可能な『War of the Vikings』シールドメイデン拡張アップデートは無料配信。女性戦士が使用可能になるほかに、複数の新マップと武器が追加されます。また全ての既存クラスに女性用フェイススキンが適用されるようです。