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これまで『Dead Space』や『Battlefield 3』の無料配信をはじめ、『Titanfall』や『Battlefield 4』のギガバイトセール行ってきたOriginですが、新たにAAAタイトルを含む40作品以上で70パーセントオフのセールを実施しています。
今回のOriginセールは『Dead Space 3(英語版)』が600円、『Mass Effect 3(英語版)』が600円、『ミラーズエッジ』が450円と、名だたるメジャータイトルを多く含んでおり、複数の海外メディアが運営元のElectronic Artsを「実際に"遊べる"ゲームを70パーセントオフにした」と、インディーゲームのセールで名高いSteamと比較して評価。一部では「EAゲームのセールがSteamを挑発している」と、同社の挑戦的な姿勢を忌憚のない見方で報じています。
以前から、購入されたゲームの4割近くは未プレイであるという統計結果や、今年に入ってリリースされたタイトル数が昨年全体を超えたという実態をお伝えしてきたSteam。運営会社であるValve Corporationは、インディーゲームを中心としたセールイベントで高い売り上げを記録したことでその存在感に拍車をかけてきました。しかし、今回競合サービスであるOriginが真っ向から勝負を仕掛ける形でセールのリングにAAAタイトルを大量に投入。Steamの薄利多売戦略を覆すとまではいかないものの、鋭いメスを入れる形で両者が向き合うことになった模様です。
Originの7割引セールは、日本時間で6月16日午後10時まで実施中。各タイトルの購入は公式サイトから。