『Wing Commander』の生みの親クリス・ロバーツ氏が開発を率いる『Star Citizen』。本作のメインとなるゲームシステムの一つで、宇宙戦闘を体験するコンバットモジュール「Arena Commander」が、度重なる延期の末、遂にリリースされました。
コンバットモジュールは2013年12月末のリリース予定から、2月、4月、そして5月末へと延期。そして5月末のリリースに自信を見せていたクリス・ロバーツ氏ですが、致命的なバグに遭遇し、修正のために延期の決断を行っていました。
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そんな事情がありつつも、6月4日にリリースされたコンバットモジュール「Arena Commander」。現在のビルドはバージョン0.8となっており、バトルロイヤルとチームモードのマルチプレイヤーシステムを実装しているとのこと。また、Arena Commanderは支援者(バッカー)に向けて順次開放されていき、ラグや同期問題の解決とともに今後数週間でより多くのプレイヤーに開放していくと伝えています。
リリースされたArena Commanderはアップデートした『Star Citizen』ランチャーを介してダウンロード可能とのこと。ランチャーのアップデートの際には、保存されたスクリーンショットなどを移動するように促されています。注意しましょう。
キーボードとマウスを使ったフライト方法を解説するトレイラー
コンバットモジュールは最終的にV1.0を目指しており、当面の開発目標はV0.9へのアップデートとなっています。公式サイトでは今後の予定と共にV0.9アップデートで改善する内容が掲載されているので、支援者はチェックしておくと良いかもしれません。