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本日ポリフォニー・デジタルは、同スタジオのレーシングゲーム『グランツーリスモ』において国際自動車連盟「FIA」と長期的なパートナーシップを結んだと発表しました。
FIAは世界のモータースポーツを統治する非営利の国際機関で、特に国際的なレースのレギュレーションやレース記録の管理などを担当していることで知られています。今回パートナーシップを結んだ成果の1つとして、PS3向けに昨年リリースされた『グランツーリスモ6』は史上初のFIA認可が下されたビデオゲームになったとのこと。東京のポリフォニー・デジタルスタジオを訪れたFIAの審査員により、ゲーム中の4つのコースがすでに認定を下され、また今後も他のコースが審査を受ける予定だとしています。
またFIAと『グランツーリスモ』によるオフィシャルなFIAオンラインチャンピオンシップが2015年に開催されるとのことで、多くの『グランツーリスモ』とモータースポーツファンの注目を集めることとなりそうです。
シリーズのプロデューサーである山内一典氏は「私達はグランツーリスモ・シリーズが世界モータースポーツの統轄機関に正式に認定されることを誇らしく感じます」とコメント。「グランツーリスモの15年を超える歴史の中で、これはこれまで頂いた最高の名誉だと感じています。このFIAとのパートナーシップは、私達のもつバーチャルとリアルのレースを一つの輪で繋げ、クルマとモータースポーツのエンスージアストの人口の拡大を図るという使命のなかで大きな前進となります」と伝えています。