本作はWayside Creationsによって2011年に公開されました。大きな反響を呼び、その後シリーズ化が決定。Kickstarterにて制作費を募っています。2万ドルの目標額を達成し、現在は新たなストレッチゴールである6万ドルの調達を目指して驀進中。13日を残して約4万8千ドルまで到達しています。
新たな目標額達成を目前にして、Wayside CreationsはKickstarterページを更新。6万ドルに到達したあかつきには、『Fallout』シリーズ過去2作でデザイナーを務めたChris Avellone氏と、同ブランド生みの親といえるBrian Fargo氏にスペシャルゲストとして友情出演してもらう予定であると発表しました。どのような役どころかは明らかにされていませんが、両者が出演するシーンの特別拡張版をボーナスフィーチャーとして撮影するとのことです。
Chris Avellone氏は『Fallout 2』と『Fallout: New Vegas』の開発を手掛けたゲームデザイナー。『Fallout Bible』の編集にも携わっています。同氏は過去にWayside Creationsの制作に協力した経験があり、「Fallout: Nuka Break」シーズン2に出演しました。また、現在は同チーム制作の映像作品「Legend of Grimrock」の脚本に貢献しているとのこと。
Brian Fargo氏はInterplay Entertainmentの創設者で、『Fallout』『Fallout 2』『Fallout Tactics』が世に送り出された頃、同社の代表を務めていました。同シリーズの基礎となった作品『Wasteland』の開発も手掛けています。上記『Fallout』シリーズ3作品の冒頭で”Brian Fargo presents”と表示されることで広く知られている人物です。
「Fallout: Nuka Break」は、キンキンに冷えたヌカコーラを追い求めるVault 10の元住人Join Twigが、2人の仲間、グールのBenとセクシーな元奴隷Scarletと共にWastelandを旅する様子が描かれた短編実写映画。ゲームに登場した武器やガジェット、V.A.T.S.(戦闘システムの1つ)を実際の効果音と共にコミカルに描いています。汚染された水を飲んだ際にガイガーカウンターが反応する音や、敵を倒した際に経験値を得る効果音といった、ゲームプレイを彷彿させる描写が満載です。
原点となった「Fallout: Nuka Break」ファンムービー
「Fallout: Nuka Break」シリーズ、シーズン1
「Fallout: Nuka Break」シリーズ、シーズン2
このほかにも、Wayside Creationsが手掛ける多数の実写映画がYouTubeページにて公開されています。