Stratton氏は「すでにティーザーで気づいていたかもしれないが」とコメント。「ゲームの名前は『Doom』であり、『Doom 4』ではない。『Enemy Territory: Doom Wars』みたいな名前でもないね」と続けています。またQuakeCon会場にてStratton氏はゲームプレイのデモを披露し、ゲームの開発に関する解説を行ったとのこと。これらの映像は先日の予告通り会場でのみ公開されており、入場者にはカメラを所持していないかのチェックが行われているようです。
海外メディアGematsuでは同作がidTech 6エンジンを採用しており、1080p60fpsにて動作することが発表されたと報じています。
先日公開された『Doom 4』のティーザー映像
Stratton氏は壇上にて、ゲームの開発では『Doom』シリーズの信条である「テンポの速い戦闘」にフォーカスしてきたことを宣言。度を超えて悪魔的な敵のキャストや、巨大で独創的な武器、ヘルスリジェネレーティングからの解放(自動回復がない)など、シリーズで人気の要素を本作の異なる"材料"として挙げています。
新作『Doom』の物語はお馴染みの舞台である火星のUAC(Union Aerospace Corporation)研究施設の外、敵勢力の侵略が発生した近くからスタートします。ついに披露されたデモのプレイ映像では、ショットガンを持ったプレイヤーが施設内を走り抜ける様子が描かれたとのことで、暴力的な近接攻撃や大量の肉片が飛び散るたびに、視聴していた観客からは歓声が挙がったと海外メディアPolygonは伝えています。
近接攻撃に関しては状況によって複数の処刑アクションが存在し、敵勢力の頭を踏み抜いたり、敵の手を掴んで引き裂くといった残虐なものが見られたとのこと。逆にデモの終盤では空を飛ぶ敵がプレイヤーを捕獲し、彼の腕を切り裂いて死に追いやるシーンが披露されたようです。また2つ目のデモはプレイヤーがチェーンソーを装備し、肩や胴体あるいは真っ二つなど異なる軌跡で敵を切り裂くシーンも。このほかにロケットランチャーにて敵が上下に吹き飛んだなどとも伝えられています。この2つ目のデモは、ティーザー映像に登場した巨大なデーモンが登場し終了したとのこと。
映像内ではダブルジャンプといった機動マニューバーが確認され、敵の大軍から生き延びたり、巨大な裂け目を渡る際に使用されたとのこと。このほかにもプレイヤーが近くの死体から腕を引きちぎり、生体認証でロックされた扉を開くために使用するなど、新たな要素が披露されたようです。
なお最も重要な情報として、今回のデモではプラズマライフルと共にダブルバレルショットガンが確認されています。Yes。まだ映像が登場していないため詳細は不明となっている同作ですが、海外メディアPolygonが伝える限りは会場にて熱狂的なリアクションにて迎えられたとのことで、『Doom 3』にて離れた原点への回帰が強く感じられるなか、Bethesdaとidがさらなる情報を近日中にも公開してくれることに期待したいところです。
UPDATE(2014/7/18 10:30): 一部タイトルや本文の文章を加筆、修正しました。