この著作権システムはレコードミュージック企業Audible Magicとパートナーシップを組み導入されるもので、30分毎の「ブロック」でオンデマンド配信されている映像をスキャンする仕組み。30分間のブロック内に第3者の楽曲が検知された場合、そのブロックはすべてミュート処理がかけられ、ボリュームコントロールも停止されます。
システムはインゲームおよびBGMとして流している楽曲を対象としており、将来的に公開される映像にくわえ、過去に公開されてきた配信映像もスキャンされるとのこと。ライブ配信中の映像は検閲対象にはならず、あくまですでに配信を終え公開されているオンデマンド配信の映像が検閲対象となります。

今回の発表に際しTwitch側はフリーの楽曲集などを紹介していますが、Twitchの公式配信なども含め、過去に公開されてきた映像の一部にはすでに影響が出ているようです。Twitchは「我々は著作権の所有者を尊重しており、配信者と著作権の所有者を守るため自主的に今回の試みに取り組んでいる」と伝えています。
なおYouTube有するGoogleからの買収が先日より噂されているTwitch。昨日にはTwitchを生み出したJustin.tvのサービスが終了し、今後はTwitchに注力することが明らかにされていました。