SCEジャパンスタジオとフロム・ソフトウェアがタッグを組んで生み出す『Bloodborne』。呪われた古都ヤーナムを舞台に、「獣の病」に侵された獣憑きや、夜な夜な狩りを行う狩人などと出会う、危険と隣り合わせの冒険が待ち受けているアクションRPGです。
このたび本作の公式サイトが更新され、様々なキャラクターや頼もしくも恐ろしい武器の数々などが明らかとなりました。謎めいた本作の魅力を紐解く手がかりになりそうなこの新情報をしっかりチェックし、少しずつその本質へと迫りましょう。
■狩人ガスコイン
灰の舞う墓所に一人立つ、血まみれの狩人。歴戦のベテランのようだが、詳細は不明。
■聖職者の獣
病により獣となった者の中でも、ひときわ大きな獣。名状しがたい異形の角を持ち、悲鳴のような叫び声をあげる。その体は痩せさらばえ、あばらが浮かび、肉などは細くこびりついている程度だが、しかし恐ろしい膂力を誇る。
ヤーナムには、聖職者こそがもっとも恐ろしい獣になる、という古い噂がある。故に痩せた異形の獣も、聖職者の獣と呼ばれているが、実際に何者であったのかはまだ分からない。
■獣狩りの群衆
病の蔓延により、獣狩りに蜂起した群衆のなれの果て。熱病のような狩りの衝動はそのままに、既に自身が獣の病に侵されている。だが彼らはそれを知らず、殺すべき獲物を探し続ける。彼らの濁り蕩けた瞳には、人こそが獣に映るのだろう。
■車椅子の群衆
蜂起した獣狩りの群衆の中には、ちらほらと車椅子の老人が混ざっている。老人、特に豊かな老人が車椅子に乗るのは、ヤーナムでは日常の風景であり、古い惨劇の記憶から護身の銃器を手放さない者も多い。よく動けぬ彼らにとって、それだけが獣から身を護る寄る辺であり、また振るい得る唯一の暴力なのだ。
■屍肉カラス
腐肉食のカラスの中でも、特に人の屍肉を好むものたち。死体の豊富なヤーナムでは、当然のように醜く肥え太り、既に飛ぶことすらままならないが、攻撃性は高く、血の香りに敏感で、うかつに近づけば生きた人間にも襲いかかる。今生きてるとしても、死して屍肉となるのだから。
■ノコギリ鉈
狩人が獣狩りに用いる工房の変形武器。変形前は人ならぬ獣の皮肉を裂くノコギリとして、変形後は遠心力を利用する長柄の鉈としてそれぞれ機能する。特にノコギリは、狩人を象徴する武器のひとつでもある。
■獣狩りの斧
しなるように反った柄が特徴的な狩人の武器のひとつ。斧の特性はそのままに、変形により状況対応能力を高めている。ノコギリ鉈よりも重く、また「リゲイン」量に優れる。元がどうあれ、獣は既に人間ではない。だが、ある種の狩人は、処刑の意味で好んで斧を用いるという。
■獣狩りの銃
狩人が獣狩りに用いる工房の銃の中でも、標準的なもののひとつ。散弾を発射する。獣狩りにおける銃の役割は、衝撃により獣のはやい動きに対処する部分も大きく、当てやすい散弾は効果が高い。
■聖堂街
ヤーナムは幾つかの街区に分かれている。市街は、ヤーナムの中心にあたり、大通りと橋が交差する立体的な街並みが特徴となる。市街とは谷で隔てられた「聖堂街」は、ヤーナム独特の「血の医療」を統括する医療協会の本拠地であり、街の名の由来となった古い大聖堂が街はずれに威容を誇っている。
■ヘムウィックの墓地街
死体には事欠かないヤーナムらしく、墓地の区画はとても大きい。無造作に大小の墓標が立ち並ぶ「墓地街」は、不吉で鬱々とし、ヤーナムの市街などと比べてとても貧しく、文化レベルも低く見える。今は人影もないこの場所に、いったい何者が潜んでいるのだろうか。
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『Bloodborne(ブラッドボーン)』は、2015年春に発売予定。価格は未定です。
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記事提供元: インサイド