サンフランシスコで開催されたイベント「GamesBeat 2014」にて、司会のGeoff Keighley氏と共に登場したパクター氏は、「コンソールは終わりつつあると考えている。今まではマイクロプロセッサをTVスクリーンに接続することができないから、コンソールを使う必要があった」とコメント。「だが今は、ChromecastのスティックやRokuのボックスを持っていれば、それができてしまう。それなのになぜコンソールを買うんだ?というか、今後2世代にわたり全てのゲームを動作させるに十分なパワーを携帯電話が持つようになる。それで、どうしてコンソールを買うんだ?私はMicrosoftがこのことを理解しているのだと思っている」と伝えています。
この意見はMicrosoftによってMojangが買収されたニュースのあとに語られたもので、パクター氏の発言を取り上げた海外メディアGamesBeatは、特にモバイル版が人気のある『Minecraft』を有するスタジオを25億ドルで買収したことが、この主張を補強するものになると付け加えています。今年6月には『Minecraft』はPC/Mac版が1,500万本以上を売り上げ、さらにコンソール版がこのセールスを超えたことが明らかにされていましたが、もっとも売れているのはiOS/Android版の『Minecraft: Pocket Edition』。同エディションの売り上げはすでに2,000万本を突破しています。
業界に様々な"意見"を述べることで知られるマイケル・パクター氏。GamesBeat 2014ではMicrosoftがXbox Oneに関して「エキサイティングなホリデー向けプロモーション」を進めていることを明らかに。また海外メディアによる『Destiny』への評価についても触れ、「フランチャイズの再出発をサポートするには十分でないと捉えている。次の段階でBungieは(『Destiny』を)ステップアップさせなければならない」とコメントしています。
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