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【TGS2014】7歳の少女がCEOに勝利しちゃった…一撃必殺の緊張感が凄い『ダイブキック』ステージレポ

幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2014のスクウェア・エニックスブースにて、「SQUARE ENIX EXTREME EDGES」レーベルとしてローカライズが発表された『Divekick: Addition Edition』のTGS2014大会が行われました。

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幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2014のスクウェア・エニックスブースにて、「SQUARE ENIX EXTREME EDGES」レーベルとしてローカライズが発表された『Divekick: Addition Edition(ダイブキック アディション エディション)』のTGS2014大会が行われました。



本作は2ボタン式格闘ゲームで、十字キーやスティック、その他のボタンは一切不要。このゲームに必要な物は「ダイブ(ジャンプ)」と「キック」の2つのみ。ダイブで飛び上がりキックで頭上から襲い掛かり、相手を倒すゲーム内容です。

しかも攻撃は「ダイブキック」のみ。ただし全てが一撃必殺で、2ボタン制なので難しいコマンドは一切無く、誰がやっても一撃十割。ガードも無しです。試合中は前にも後ろにも歩いて移動できません。前へはダイブキック、後ろへは地上でキックを押してバックジャンプで移動し、とにかく一発当てれば勝ちとなります。



本ステージにはローカライズプロデューサー塩見卓也氏、デベロッパーIRON GALAXYのCEOアレックス・ジェベイリー氏が会場に駆けつけ、熱いバトルを繰り広げました。


最初に両氏によるデモプレイが実施され、その後会場にいるユーザーがアレックス氏に『ダイブキック』で勝負を挑みました。見事勝利するとPlayStationカード3,000円分をゲットすることができます。



また、参加賞として『ダイブキック』にでてくるキャラクターのオリジナルグッズ(ぬいぐるみ)がもらえると発表されると、会場のテンションは徐々に高まりを見せました。


デモプレイでは、塩見氏はクン・パオという女性のキャラクターを選択、アレックス氏は自身がモチーフになっているジェフェイリーを選択し、いざ対戦スタート。



結果、アレックス氏が勝利し「予定が重なっているが、そんな事はどうでもいい。俺は勝ち続ける」というかなりニヒルな言葉を浴び、塩見氏は会場のユーザーにリベンジを託しました。


ユーザーがアレックスに挑む前に、たまたまプレイベートで遊びにきていたスクウェア・エニックス社ローカライズ担当の2名が塩見氏と目をあわせてしまい、ステージに登壇。熱い戦いのデモプレイを行ってくれました。


続いて、一般ユーザーが参加しアレックスに挑戦。こちらのユーザーはかなりのダイブキッカーで、初戦でいきなりアレックス氏が負けるかと思われましたが、蓋を開けてみれば、アレックス氏の圧勝。景品として『ダイブキック』のキャラクター人形を手に後壇しました。


次にチャレンジをしたユーザーは生粋の「ダイブキック」初心者。すると自身のキャラクターのみしか使用することが許されていないアレックス氏が別キャラ ザ・バズを選択。雲行きが怪しくなってきました。



結果、初めて『ダイブキック』をプレイしたのにも関わらず、大接戦の末ユーザーが勝利、PSN3,000分とオリジナルグッズをゲットしました。


ちなみに、開始前は『ダイブキック』自体をプレイしたことがある人はほとんどおらず、会場内の人もそこまで多くなかったのですが、イベント内の異様な盛り上がりに引きつけられたのか、気が付くと立ち見がでるほどの人が『ダイブキック』ステージイベントブースに集まっていました。



その後、何戦かプレイした後、ここで思わぬ対戦者が現れました。


なんと、非常に可愛らしい7歳の少女がアレックス氏に勝負を挑むというのです。アレックス氏は大人の対応をとるのか、はたまたプライドを保つため鬼のように少女に襲いかかるのか。会場は固唾を飲んで勝負の行方を見守ります。


プレイ前に余裕の表れか、アレックス氏は少女との記念撮影をぱしゃり。そして、戦いが始まりました。


第1戦でまさかの大人げない戦いを繰り広げ、会場内からは「Boo!」とブーイングの嵐。それでもアレックス氏は攻撃の手を緩めません…。しかし、少女も操作に慣れてきたのか、試合は予想外の方向に転がり、大接戦を繰り広げます。少女が勝利するたびに会場からは拍手が巻き起こり、アレックス氏が勝利するとこれでもかというほどのブーイングの嵐。


結果、見事少女がアレックス氏に勝利(PSNカードには喜んでいましたが、参加賞のオリジナルぬいぐるみには苦笑でした)。


そして筆者もステージに登壇し、アレックス氏に戦いを挑みました。『ダイブキック』自体はプレイしたことがありませんでしたが、「ゲーム技術」よりも「読み合い」が重要となる本タイトル。心理戦には自信があったので、意気揚々と登壇したものの…。



結果、1勝もすることができず、むなしくステージから姿を消しました。



最後の戦いに登壇したのは、某アニメのコスプレをした美人のお姉さん。「ゲームは大好き!」ということで、会場の期待も一気に膨らみます。



結果、見事女性が勝利し、大きな盛り上がりを見せたステージは幕を閉じました。


最後に、会場内にいたユーザーみんなで『ダイブキック』ではお馴染みのあのポーズ。


ゲーム好きはもちろんのこと、老若男女が楽しめる本タイトル。PS3/PS Vitaを持っていれば誰でも楽しめる内ですので、ぜひプレイしてみてください。

また、ステージ終了後にGame*Spark読者の方々にお会いしました。「いつも見てるよ!ちょっと前のGame*Sparkは荒んだ荒野みたいだったけど、コメント欄の[good][bad]ボタンの導入はすごくいいね!」と激励の言葉を頂きました。
《森 元行》

森 元行

海外のゲームショウにてeスポーツの大会に出会い衝撃を受け、自身の連載「eスポーツの裏側」を企画・担当。プロプレイヤーはもちろん、制作会社や大会運営責任者、施設運営担当者など「eスポーツ」に携わるキーマンに多くのインタビューを実施。 2022年3月 立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科 博士課程前期課程(修士/MBA)修了。

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