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【TGS2014】広大なオープンワールド型一人称視点パズルアドベンチャー『Relativity』

Willy Chyr氏はシカゴ在住のアーティストです。シカゴ大学で物理学と経済学を学び、インスタレーションや3Dグラフィックスによる動画作品などを多数発表してきました。今回のTGS2014では初のゲーム作品となる『Relativity』が出展されました。

ゲーム文化 インディーゲーム


Willy Chyr氏はシカゴ在住のアーティストです。シカゴ大学で物理学と経済学を学び、インスタレーションや3Dグラフィックスによる動画作品などを多数発表してきました。今回のTGS2014では初のゲーム作品となる『Relativity』が出展されました。

『Rilativity』はエッシャーのだまし絵に着想を得た一人称視点の探索パズルゲームです。WASDで移動、マウスで視点操作というオーソドックスな探索アドベンチャーですが、スペースバーを押すことで重力の向きを変化することが可能です。この機能を利用してスイッチを押したり、ブロックを運んだりしながら部屋から部屋へと進んでいくのが目的です。『Portal』や『Antichamber』といった作品に強く影響を受けたとWilly氏が語るように、インディーゲームの中ではむしろオーソドックスなパズルゲームに仕上がっています。


しかしながら、本作の一番の特徴はその広大なレベルにあるでしょう。部屋から部屋に移動してもまったくローディングは発生しません。Willy氏はパズルゲームとともに『The Elder Scrolls V: Skyrim』にも影響を受けたと語っており、本作はいわばオープンワールド系のパズルゲームになる予定です。実際にデモバージョンも無機質な空間が延々と広がっており、独特の崇高さを感じさせてくれます。

開発はすべて一人で行っているため、完成するのは2016年とまだまだ先のようです。デモでプレイした世界もかなり広大でしたが、Willy氏の構想では同じような世界が4つ用意されており、それぞれ火や水といった元素に対応するようです。さらにそれらの元素にちなんだ仕掛けが用意され、プレイヤーはパズルを解きながら世界を探索していくことになります。


プラットフォームはPC、Mac、Linuxを予定しています。まだまだ開発中のタイトルですが、アーティストのWilly氏がすべてを手がける世界は非常に美しく、気になった方は公式サイトのスクリーンショットなどをチェックしてみてはいかがでしょうか。

《Shin Imai》
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  • スパくんのお友達 2014-09-23 12:33:14
    一人で製作とかマジかよ・・・・
    インディーゲー開発者に希望の光を与えてくれるな
    1 Good
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  • スパくんのお友達 2014-09-22 22:10:04
    いいなぁこれ
    0 Good
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  • スパくんのお友達 2014-09-22 18:05:41
    これ実際に遊んできたけど面白かったぞ かなり独特な謎解きで、パズルもアドベンチャーも良い感じにミックスされてる
    14 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2014-09-22 15:28:24
    うーん、いらないかな
    1 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2014-09-22 15:16:18
    一人で開発してるとかすごいな
    10 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2014-09-22 14:35:56
    グラフィック的にはAntichamberフォロワーといったところかな。
    7 Good
    返信
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