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『League of Legends』や『Dota 2』、『World of Tanks』などの台頭により、一昔前とは大幅な変化を迎えたオンラインゲーム市場。そんなオンラインゲーム市場規模が2014年末までに110億ドル(約1.19兆円)に到達し、2017年には130億ドル(約1.4兆円)に達するという研究結果をSuperData Researchが報告しました。
SuperData Researchによる現在の統計データでは、アジアの市場規模が一番大きくFree-to-Play(以下F2P)モデルで33億ドル、Pay-to-Play(以下P2P)モデルで9億ドルの市場が形成されています。ついでヨーロッパのF2Pで24億ドル、P2Pで7億ドル。北米のF2Pで14億ドル、P2Pで7億ドルと言った順になっています。
SuperData Researchの予測では、F2Pモデルでオンラインゲーム市場が膨らみ、2017年早期までに111億ドルの規模、通期で130億ドルへと到達する見込みであると報告。現在、オンラインゲームはデジタルゲーム市場でも21%の割合を占めていることのこと。
タイトル別の統計データでは、『League of Legends』がシェアの11.9%を占める9億4600万ドルを記録。4位には10周年を迎える『World of Warcraft』がランクインし、P2Pモデルでありながら、9.1%のシェアを誇っています。また、ランキング5位に位置する『World of Tanks』は3億6900万ドルながらも、より少ないユーザーベースで高い収益化に成功しているタイトルであると報告しています。
Free-to-Playのビジネスモデルが主流となって久しいオンラインゲーム市場。次々と新しいタイトルが登場しており、市場規模の拡大と同様、これからも熱いゲームプレイを期待できそうです。
※文中の誤字を訂正しました。コメントでのご指摘ありがとうございます。