海外では11月11日に発売となった『Halo: TMCC』。こちらは以前ご紹介したとおり、マルチプレイにおけるマッチングに問題が発覚。同記事にもあるとおり、『Halo』公式Twitterでは一連の問題の解決に向けて鋭意対応中である旨を報告。この問題に対し、海外フォーラムNeoGAFでは失望の声が寄せられており、本作の醍醐味をマルチプレイと捉えるユーザーから
- 「修正パッチはまだなのか!」
「まだ買っていない人は、少なくとも今週末までは買うのを控えたほうがいい」
なおマルチプレイのマッチングに長い時間が要すると言われているこの不具合、同フォーラム内ではとあるユーザーが「マッチングに30秒以上かかったら、一度キャンセルして再度マッチングをしたほうが良い」と報告されており、一度の接続で長く待つより、サーバーへの再接続を試みたほうが良いとして他の『Halo: TMCC』プレイヤーへ警告。実践したユーザーからうまくいったとの声も挙がっています。
『Assassin's Creed Unity』は海外では11月13日に発売。こちらについても以前ご紹介したとおり、コリジョンやフレームレートなどのグラフィック面での問題や、Co-opモードにおけるクラッシュやマッチメイキングの問題が海外公式ブログより報告されており、実際にユーザーからも多数不満の声が挙がっています。
- 「(修正点の)数が少なすぎるし、対応が遅すぎる。Ubisoftのタイトルは二度と触れない」
「これは発売後じゃなくて、発売前にやっておくべきことだろう」
「発売を延期しておくべきだった。シリーズ続編を毎年出すのは無理があるのでは?」
また、『Assassin's Creed Unity』はレビュー解禁のタイミングも問題に。海外サイトWIREDによると、本作のレビューの解禁が発売後になったことにより、この「レビュー記事の公開日時」に付随するメーカー側からの規制について、苦言を呈しています。同サイトではメディアの視点として、既にリリースされた作品のレビュー記事は、極端に読者数が減ってしまうことを指摘。更には「今回の騒動は、Ubisoftも予想だにしていなかったであろう」とが伝えながらも、「レビューが全くないタイトルの購入は、一旦待ったほうがよいかもしれない」と記事を締めくくっています。このレビュー公開の件についてもNeoGAFでは触れられており、
- 「間違いない」
「これはみんなのルールにするべきだ」
日本では既に発売された、マスターチーフの軌跡を次世代機で辿れる『Halo: TMCC』。国内では来週に発売日を控えた、次世代機向けに開発されたシリーズ最新作『Assassin's Creed Unity』。本来ならばユーザーの手に届く前に改善されるべき点として、今回この二作に対し多くの厳しい意見が飛び交っていました。海外では同じ週にリリースされたこともあってか、より際立ってしまった騒動となっている様相ですが、今後はこれらの問題に対しどの程度迅速なリカバリーを行えるかで、作品に対する信頼の回復度が変わってくるのではないでしょうか。