- Telltaleは独自のひねりを加えているが、原作に忠実なのはファンにとって一目瞭然だ。
●GamesBeat: 96/100
- 『Tales from the Borderlands: Episode One - Zer0 Sum』の型破りなスタートは間違いなくびっくりするようなフランチャイズへとつながるだろう。
●Destructoid: 90/100
- 折り紙つきの出来栄え。不備な点もあるかもしれないが些末な問題に過ぎず、傑作の名に傷がつくようなものではない。
●IGN: 88/100
- 『Tales from the Borderlands: Episode One - Zer0 Sum』はTelltaleにとってパンドラへの愉快で奇想天外な冒険の始まりだ。
- 良い点
- イカしたキャラクター
- 絶え間なく笑える
- 好奇心をそそるミステリー
- 包括的なシナリオ
- 通貨システム
悪い点
●Polygon: 85/100
- 『Tales from the Borderlands: Episode One - Zer0 Sum』には、Telltaleがボーダーランズシリーズに関わる上で期待していたもの全てが非の打ち所がないスキルで詰め込まれている。1シーズン5話からなる最初のエピソードは、数分たりともストーリー展開と笑いが途絶える瞬間を作らない。愉快かつ荒々しく、そして巧みに築き上げられたシリーズへの入り口。次のエピソードが待ちきれない。
●Games Informer: 65/100
- 見事な出来だった『The Walking Dead』の感動を想起させるには至らないが、来る冒険への希望を完全に捨てたわけではない。
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先日海外でPS3/PS4/Xbox 360/Xbox One/PCを対象にリリースされたTelltale Games開発のスピンオフADV作品、『Tales from the Borderlands: Episode One - Zer0 Sum』の海外レビューまとめをお届けします。PC向けに集計した平均スコアは記事執筆時点で85点。レビュー数はPC版が29件、PS4版が5件、Xbox One版が3件です。PS3/Xbox 360版のスコアは未確定。満点を付けたDarkStationや96点を付けたGamesBeatをはじめ、数多の主要メディアが揃って80点以上の高評価を与えています。
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本作はGearbox Software開発のシューターRPG『Borderlands』シリーズの世界観をポイント・アンド・クリックのアドベンチャーで描いたスピンオフ作品。特筆すべき評価点は、原作に忠実ながらもTelltaleらしくひねりを加えた独自性で、プレイヤーを数分たりとも退屈させない流れるようなシナリオ展開と暴力的でありつつも笑いを絶やさないユーモアが高く評価されています。
一方でGame Informerは、これまで様々な映画やドラマを題材にアドベンチャーゲームを手掛けてきたTelltale Gamesの過去作、『The Walking Dead』シリーズと比較。同作が与えたインパクトを再び思い出すほどではないと辛口のコメントを残しています。しかし、同社の『Jurassic Park』や『Back To The Future』のように忘却の彼方へ葬り去られる凡作に終わるとは到底思えないと、次回以降への希望で締めくくっています。