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本作は『Stronghold Crusader 2』や『Construction Simulator 2015』をはじめ、数々の作品の日本語ローカライズを手掛けてきたズーが世界へ放つ初Steamタイトル。日本の麻雀に馴染みの薄い海外ユーザーをメインターゲットにした本格的麻雀ゲームです。23人の美少女キャラクターには、衣類がはち切れんばかりの巨乳や天真爛漫な肌色が目立ちますが、脱衣要素は一切ありません。無垢な心で遊びましょう。
『アイドル雀士スーチーパイ』のようなストーリーやチート必殺技はありませんが、仔細なルールを自分好みに設定できるのが特徴です。対局数は東場二局、東風四局、東南八局から選択。初期点数は1万点から5万点の間で自由に設定できます。そのほか、和がりやめ、西入、赤牌ドラ、食い断ヤオ、三連刻、人和、流し満貫、大車輪、四連刻、紅孔雀、大七星、十三不塔の有無を切り替え可能です。また、マルチプレイは未実装で、現在検討中とのこと。
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プレイフィールは快適の一言。ゲームのテンポがとにかく速く、理牌なし待ちなしの軽快動作でサクサク進行します。初心者に懇切丁寧な設計で、鳴きやリーチの宣言は可能な時のみ選択可能。往年の漫画原作シリーズ『ぎゅわんぶらあ自己中心派』をはじめとしたレトロタイトルのように、うっかりチョンボしてしまう心配はありません。また、赤ドラを含むドラ牌が分かりやすく発光するほか、リーチの際は捨て牌の選択肢が自動的に明示されます。
リーチ後は何も操作する必要はありません。ツモかロンでアガリ牌がくるまでゲームが一気に加速します。ヒキが悪ければそのまま流局。くわえて、鳴きはアリとナシにいつでも変更可能で、ダマテンであがりたい場合はナシに設定しておけばゲームがよりスムーズに進行します。ストレスフリーなゲームプレイは東場二局で10分もかかりません。ちょっとした時間に遊びたい時はもちろん、目の保養や麻雀学習の教材としてもぴったりです。
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美少女キャラクターのアンロック要素や実績解除もやり込める『Mahjong Pretty Girls Battle』は、Windowsを対象に、Steamで1月22日の発売を予定。対応言語は日本語と英語で、価格は2,300円(税別)です。全世界のスチーマーに電流走るおっぱい麻雀がぬるりときました。