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「今月のPCセットアップ」は、パソコン本体の買い替えやパーツ交換を検討している初心者~中級ユーザーに向けて、編集部の独断と偏見でピックアップしたおすすめビルドを紹介していく新コーナーです。本連載では、今トレンドのPCゲームタイトルにも触れつつ、価格面やパフォーマンス別に、シルバー/ゴールド/プラチナの3段階でビルドを分けてパーツ選定を行っています。PCゲーマー読者の皆さんに少しでも参考になれば幸いです。
◆ビルド例1(シルバー)
CPU | AMD | FX-6300 | 12,950円 |
CPUクーラー | SCYTHE | 侍ZZリビジョンB | 2,980円 |
メモリ | UMAX | Cetus DCDDR3-4GB-1333 | 4,859円 |
マザーボード | ASRock | 970 Extreme4 | 12,744円 |
グラフィックカード | ZOTAC | GeForce GTX 750 Ti 2GB | 14,153円 |
HDD/SSD | WesternDigital | WD10EZRX | 6,125円 |
光学ドライブ | Pioneer | DVR-S21L | 2,754円 |
ケース | CoolerMaster | Silencio 452 | 7,973円 |
電源 | CORSAIR | CX500M | 6,298円 |
合計 | 70,836円 |
ビルド例1(シルバー)では『Dota 2』や『League of Legends』などのMOBA系ゲーム、『Minecraft』などの比較的要求スペックの低い箱庭系ゲームなどが快適にプレイ可能です。PCゲームはCPUよりもグラフィックボードへの依存度が高くなる傾向にあるため、CPUのコストを抑えつつグラフィックボードにローミッドレンジの製品を選んでいます。
◆ビルド例2(ゴールド)
CPU | Intel | Core i5-4590S | 23,709円 |
CPUクーラー | SCYTHE | 侍ZZリビジョンB | 2,980円 |
メモリ | UMAX | Cetus DCDDR3-8GB-1333 | 8,617円 |
マザーボード | ASUSTeK | H97-PRO GAMER | 12,629円 |
グラフィックカード | ZOTAC | GeForce GTX760 2GB DDR5 TwinCooler | 24,818円 |
HDD/SSD | WesternDigital | WD20EZRX | 7,980円 |
光学ドライブ | Pioneer | BDC-207BK/WS | 6,411円 |
ケース | CoolerMaster | Centurion 6 | 8,997円 |
電源 | CORSAIR | CX600M | 7,333円 |
合計 | 103,474円 |
ビルド例2(ゴールド)では、『Battlefield 4』『Call of Duty: Advanced Warfare』や『EVOLVE』などの最新FPSが中設定でプレイ可能です。CPUとグラフィックボードをミッドレンジの製品にしメモリを8GB搭載することで、メモリ使用量が多いゲームでもスワップが起きず快適に遊べるようにしています。
◆ビルド例3(プラチナ)
CPU | Intel | Core i5-4690K | 26,860円 |
CPUクーラー | CoolerMaster | Hyper 212X | 3,780円 |
メモリ | UMAX | Cetus DCDDR3-8GB-1600 | 8,869円 |
マザーボード | ASUSTeK | MAXIMUS VII RANGER | 19,671円 |
グラフィックカード | ZOTAC | GeForce GTX 970 | 41,153円 |
HDD/SSD | WesternDigital | WD20EZRX | 7,980円 |
光学ドライブ | Pioneer | BDC-207BK/WS | 6,411円 |
ケース | CoolerMaster | CM 690 III | 11,863円 |
電源 | CORSAIR | CS750M | 12,970円 |
合計 | 140,204円 |
ビルド例3(プラチナ)では、ビルド例2(ゴールド)では画質を少し落とさなければならなかったゲームが、より高設定・高画質でプレイ可能になります。ゲーム中にカクつきを感じることもなくなるでしょう。今回はCPUにCore i5を選んでいますが、CPUをCore i7、マザーボードをCore i7対応のものに変更してスペックアップを図るのも良いですね。
1月中旬から少しずつメモリの値上がりが始まっています。例年通りであれば2月~3月がメモリの価格が最も高騰する時期なので、価格動向を見つつセール品や価格が落ちたタイミングなどを狙うと良いでしょう。
※各パーツの価格は記事執筆時の参考値です。最新の価格とは異なる場合がありますので予めご了承ください。
※本記事のビルド例を参考に自作やパーツ交換をする場合は自己責任でお願いします。