本動画は重大なネタバレを含んでおります。ご視聴の際はご注意ください。
ゲーム業界のアカデミー賞ともいえるDICEアワードでゲーム・オブ・ザ・イヤーを含む10部門の栄冠に輝いたほか、全米脚本家組合賞のビデオゲーム部門をはじめとした数多の賞を勝ち取った本作。6人の若者たちも概要やジャンルは知っていたようですが、世界を虜にしたビッグタイトルの初体験にゲーム開始前から興奮を隠しきれません。
今回、ティーンズが体験したのはゲームタイトルが表示されるまでのイントロ。荒廃前の世界を描いた部分です。ジョエルとサラの仲睦まじい姿やジョークを交えた親子のやりとりに微笑みながら、「まるで映画みたいだ」とみんな釘付け。中でも特徴的なのが、娘サラの部屋で電話がなるシーンにおけるモーガンのリアクション。「なんでこんな幼女の部屋で電話がなるのよ。私の部屋にはないのに!」
事態が急変してパンデミックの予兆が現れるとプレイヤーの緊張感も一気に高まります。それまで”映画鑑賞”に浸っていたレイチェルは突然の爆発音とコントローラーの振動に驚愕。目が飛び出しそうなリアクションとL3ボタンを必死に探す姿が新鮮です。プレイパートが始まるにつれ、ティーンたちがまるで自分を操作するかのようにサラへ感情移入している様子が伝わってきます。
その後、崩壊へ向かう世界のメイヘムを体験しながら「もし現実世界で起こったら」「自分だったらどうするか」など、各々の意見や感情をつぶやきながらプレイ。まずキッチンで包丁を探すアダムはサバイバルが大好き。クールなモーガンは、ジョエルが感染した隣人を撃ち殺すシーンで「私ならもっと早く撃ってたね。まあいいけど」の一言。パニックに陥った街を車で走るシーンでも、同乗を乞う市民に対する想いをそれぞれ口にしています。
イントロ最後の衝撃シーンで高ぶる感情は絶頂に。それまで自身のことのように感情移入してきたティーンたちにとっては非常にショッキングな結末です。それまで平静を保ってきたモーガンもまさかの展開に思わず胸を抑えています。ポストアポカリプティックな作品が大好きだというアダムは手を合わせて口を開いたまま呆然とした表情に。「やばい興奮した。ここで終わらせないでくれ。泣いちゃうよ」とプレイ続行を懇願しています。