トルコメディアHaberTurkよると、調査報告書には「ゲームでは、農地や橋を構築することで、子供たちの創造性を促進させますが、これらの構造物を保護するためにモブ(敵対的な生物)を殺さなければいけません。要するに、ゲームは暴力に基づいています」と説明されているとのこと。その他、調査結果では以下の言及が行われています。
- 精神的に未発達な子供はゲームと現実を区別できない。子供は抽象的思考を持っておらず、暴力的行為によって動物が苦しむという結果を認識せずに行動すると判断した。
- 子供たちは、他のプレイヤーとゲームを遊ぶことができ、現実世界で友達を作る努力を怠るようになる。その結果、社会的孤立につながる。
- マルチプレイヤーモードで見知らぬ人と遊ぶことは社会的なリスクがあり、オンライン上での子供のいじめにつながる可能性がある。
今回の調査結果はトルコの裁判所へと送られており、『Minecraft』の禁止に関わる最終的な判断が行われます。禁止とされた場合、ISPによる規制が実施される予定です。最終判断がどういったものになるのか、世界でも類を見ない規制に大きな注目を浴びることになりそうです。