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カプコンは、サバイバルゲームフィールドASOBIBA秋葉原店で、サバイバルホラー『バイオハザード リベレーションズ2』のコラボイベントの詳細を発表し、メディア向けの体験会を実施しました。
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■超巨大な敵が襲い掛かる専用モード「巨大クリーチャー襲来!」がお披露目
この発表では初めにASOBIBAのCFO小谷翔一氏が登壇。ASOBIBAは、昨年5月に発足された大人が本気で楽しめる“アソビ”を提案するベンチャー企業で、主にサバイバルゲームフィールドを運営しています。『バイオハザード リベレーションズ2』のコラボイベントは、秋葉原店をメインに板橋、横浜桜木町、大阪日本橋、名古屋大須の5店舗で4月15日まで実施。フィールド内が『バイオリベ2』風に改装されており、東京マルイの公式コラボアイテムのレンタルやオリジナルグッズの販売と、参加者に缶バッジとステッカーがプレゼントされます。
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続いて、本作のプロデューサーである岡部眞輝氏が壇上に上がりました。岡部氏は『バイオリベ2』のエピソディック配信版が完結し、PS4/PS3/Xbox One向けのディスク版を発売したと報告。また、『バイオリベ2』が17日のパッチ配信によってWEBサービス「RE.NET」へ接続可能になり、定期的なオンラインイベント開催やREポイントから武器とパーツを交換できるとのこと。
オンラインイベントは4月から週間イベントや月間イベント、不定期イベントに加えて専用イベント「巨大クリーチャー襲来!」が開催される予定です。専用イベントは本編に登場するクリーチャーが巨大になって襲い掛かるというもので、初公開となる映像ではクレアより遥かに巨大なクリーチャーの姿が映されていました。質疑応答のあと、小谷氏と岡部氏が登壇し、フォトセッション後に発表を終了しました。
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■敵が見えない恐怖を味わったコラボイベント体験会
発表後に、いよいよコラボイベントのサバイバルゲーム体験会が開催されました。体験会で実施されたゲームモードは、1回ヒットされてもカウンターを押すことで復活する「カウンター復活戦」と、ライトを持つモイラ役の参加者を敵陣地まで誘導する「孤島からの脱出」。そして、ワクチン入りの鍵がかかった箱を開けるため敵と戦いつつ解除ナンバーを探す「孤島からの救出」のバイオコラボルール2つと通常ルール1つです。赤チームと青チームに別れ、それぞれ勝利を目指します。
18日に公開されたASOBIBAコラボ紹介映像
ASOBIBA秋葉原店のフィールドは“森の中の廃墟”をイメージしたもので、フィールド内の障害物に草木の装飾を施しています。コラボイベント中のフィールド内では『バイオリベ2』をイメージしたものに変更が加えられており、床に広がる血痕やクリーチャーのアートワーク、血の付いた謎の物体が設置されています。
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最初の試合は、「カウンター復活戦」が展開。筆者が振り分けられたのは青チームで、反対側に位置する赤チームと戦闘しました。続いて「孤島からの脱出」では、廃墟ゾーンと森林ゾーンに分かれて突入、黄色のヘルメットを被ったモイラ役の参加者がライトを片手に味方と連携して相手陣地へ突破し青勝利。最後の「孤島からの脱出」で、筆者はフィールド内に配置された解除ナンバーを探しフィールドを進行しましたが敢え無くやれてしまい終了。フィールドは、照明が多く点けられていないため闇が奥へと続いており、敵や弾が見えない緊張感と恐怖を体験しました。
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最後の挨拶で、ASOBIBAの小谷氏はこれから楽しいことを広げていきたいと、カプコンの岡部氏は今後も『バイオハザード』シリーズをこれからもよろしくお願いしますと述べて閉会しました。
また、閉会後にカプコンの岡部氏とASOBIBAのシニアマネージャー渡辺氏にインタビューを行いました。
■『バイオリベ2』コラボ企画の経緯やレイドモードの展開について聞いた
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――初めに、自己紹介をお願いします
岡部: カプコンの岡部眞輝です。『バイオハザード リベレーションズ2』のプロデューサーを担当しています。カプコンに入社してから6年目で、以前は『オペレーション・ラクーンシティ』で川田プロデューサーと一緒にAPとして関わっていました。
――前回は群馬県川場のサバゲーフィールドKawabaでコラボを実施してましたが、今回はどのような経緯でコラボする事になりましたか?
岡部: サバゲー自体は、『バイオハザード』と同じように銃を扱う遊びのため、過去にモデルガンとコラボレーションをしたという親和性があります。その流れが川場フィールドで、今回のも都会の屋内でも遊べるというASOBIBAさんのコンセプトなら、素晴らしいコラボレーションができるのではないかという期待から企画が進みました。
――コラボに関してユーザーからの反響はどうですか?
岡部: サバゲフィールドやモデルガンとのコラボでは、ユーザーさんが本当に楽しんでいただけているなというのを感じます。今回は特に、暗くて狭くて怖いという雰囲気をすごく作り出せているとのもあるので、サバゲを体感したうえでゲーム本編をやってもらえると没入感が増すのではないかと思います。
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――『バイオリベ2』のレイドモードに関係する追加要素はどのようなものを予定していますか?
岡部: RE.NETを中心にイベント開催することで、様々なアンロック要素を追加すると考えています。4月1日から開始するので、その間にどういった展開が行われるのかという告知を実施する予定です。
――専用イベントの「巨大クリーチャー襲来!」ではどのような敵が出現しますか?
岡部: 敵は1種類だけではありませんし、今後も様々な種類の巨大クリーチャーが登場します。
――最後に『バイオリベ2』を知らないユーザー向けて一言お願いします。
岡部: 『バイオハザード リベレーションズ2』は『リベレーションズ』という立ち位置でありますが、初めて『バイオハザード』シリーズに触れるユーザー向けにもスグわかるシナリオ展開であると考えています。過去作はアンブレラvs他の組織や陰謀がフィーチャーされていましたが、今回は家族愛という近くてわかりやすいものであるため、登場人物について詳しく知らなくてもスグに遊んでもらえるシナリオになっていると思います。また、これを機会に過去のタイトルに興味を持ってもらう部分も注意して制作した作品なので、広く遊んでいただければと思います。
――ありがとうございました。
■ASOBIBAのシニアマネージャーにサバゲブーム到来の理由を聞く
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――初めに自己紹介をお願いします
渡辺: ASOBIBAのシニアマネージャーを務めている渡辺徹です。経歴は、この会社に来る前まではインテリアの商社に務めており、30年来サバゲーをやっています。みんなと1日を楽しく過ごせるツールがサバゲーでした。ASOBIBAへ来た時に「こんなに楽しいフィールドを作れるなんていいな」とFacebookに投稿していたら目に留まり、全国展開をするのでフィールド作りやゲームマスターを教える役をお願いできないかということで参加しました。
――ここ最近にサバゲーブームが来た印象がありますが、いつから盛り上がってききましたか?
渡辺: 過去に3回ほどブームがあり、以前のブームは1ジュールの法規制が実施される前でした。近年は、パワーゲーマーと呼ばれる過激なプレイが出来なくなったことと、ソフトライクなユーザーが参入したことに加えてフィールドの整備が進んだことで、ここ2年から3年の間はブームと考えています。
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――初めてサバゲーをプレイしに来る人の割合はどれぐらいですか?
渡辺: ASOBIBAは初心者に優しいというコンセプトなので、他のフィールドより少し多くて3割から4割ほどです。また、貸切によっては全員初めてということもありました。
――女性プレイヤーに関しては全体の割合でどれぐらいですか?
渡辺: 僕のイメージで10年前は100人集まって2人から3人、現在は100人集まったら20人から30人という感じです。これに関しては下地が元々あって、今回のゲームや戦争ものの映画などで「戦争だから真実の愛がわかる」や「気持ちがうったえられる」という共感は潜在需要であったので、それをきっかけとして遊べる場がやっと整ってきたかなと思います。
――今年2月下旬まで営業された野外の神田フィールドがありましたが、他の地域でも都市型野外フィールドが運営される予定はありますか?
渡辺: あります!やる気も希望も。
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――最後に『バイオリベ2』を楽しみにしているユーザーに向けて一言お願いします。
渡辺: 僕なりのメッセージになりますが、カプコンさんの初代『バイオハザード』はドキドキ感があって、角ひとつ曲がるのも怖い、箱一つ明けるのも怖い、ゲームとして前例がありませんでした。シリーズ後半は映画とのリンクもありゾンビやクリーチャーと戦うものでしたが、『バイオリベ2』は原点回帰ということで、バリーも登場します。人間の本質である探究心や冒険心をもう一度楽しめたらなと思います。
――ありがとうございました。
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『バイオハザード リベレーションズ2』はPC/PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360向けにデジタル版が国内で配信中。PS4/PS3/Xbox One向けに全コンテンツ収録のディスク版が発売中。価格は、PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360向けのシーズンパスが、2,500円(税別)PC/PS4/PS3版のコンプリートシーズン版が3,241円(税別)、Xbox One版が3,280円(税別)、PS4/PS3/Xbox One向けのディスク版が4,990円(税別)です。