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Riot Gamesの『League of Legends』のNorth American Challenger Series(以下NACS)に参加中のTeam SoloMid Darkness(以下TSM Darkness)のt3azer選手が、練習試合の録画データをTeam Fusionにリークしたことを受け、TSMはTSM DarknessをTeam SoloMidブランドから放出することを決定しました。
今回の問題の中心人物となるDavid "t3azer" Berube選手は、Counter Logic Gaming Black(以下CLG Black)との練習試合をHitbox.tvで録画し、CLG Blackの対戦相手であるTeam FusionのコーチであるKeaton "Bee Sin" Cryer氏にリークしたとのこと。リーク前はCLG BlackはTeam Fusionに対して0勝1敗でしたが、リーク後の試合でもTeam Fusionにアドバンテージを得られた状態というのも影響してか続けて敗北し、0勝2敗という結果になっています。
現在Week4まで終了していますが、現時点でのランキングはTeam Fusionが5-3で2位、CLG Blackが2-6で5位、TSM Darknessが1-7で6位(最下位)という結果になっています。
Riot Challenger Seriesのルール上では練習試合の動画リークについての規定は一切無いため、公式的に処罰が下ることはないとしていますが、事実を重く受け止めたTeam FusionとCLG Black、そしてTSM Darknessの所属していたTeam SoloMidがそれぞれ声明を発表しています。
先日、中国のDemacia Cupでプロリーグの選手が消極的なプレイを行ったとして罰金を受けるニュースがありましたが、続けて悲しいニュースが出てしまいました。ルールに定められていなければ大会では違反ではありませんが、チームやスポンサーに対して大きな影響を与えてしまうのは間違いありません。