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Legendary Digital Mediaとcomceptは、Kickstarterで資金を集めて開発されている『Mighty No.9』の実写映画化プロジェクトを発表しました。
Legendary Digitalが稲船氏の関わった作品を映画化するのは2度目。1作目は今年3月に動画ストリーミングサービスCrackleで公開された『Dead Rising』シリーズの映画「Dead Rising: Watchtower」で、Contradiction Filmsが製作を担当。『Mighty No.9』の映画化も同社が担当します。
comceptの公式Twitterによると今回の映画化は「制作サイドからの熱いオファーに応じ、大切な自分たちの作品を彼らに託すことで今回の取り組みが実現しました。」とのこと。実写映像化に関してはLegendary Digital Mediaが自らの予算とスタッフで作品を制作し、comceptは原作者として僅かな監修を行うのみと伝えています。
comcept自らが進めるアニメシリーズ化プロジェクトを含め、多様なメディアミックスが行われている『Mighty No.9』。Comceptは、今後もこうしたメディアミックスに取り組み、自分たちのIPを着実に育てていきたいとの姿勢を明らかにしています。映像化の詳細は現時点で明らかになっていませんが、主人公ベックがどのような姿で描かれるのか気になるところです。
余談ですが、映画の制作を担当するContradiction Filmsはゲーム系のメディア展開を得意とする制作会社で『Mortal Kombat』の実写映像作品「MORTAL KOMBAT : LEGACY」なども手がけています。