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ESL Oneケルン大会で薬物検査実施へ―反ドーピング団体との提携も

Electronic Sports League(ESL)は、主催するe-SportsイベントESL Oneケルン大会にて、薬物検査を実施すると発表し、禁止物質ならびに処罰規定を明らかにしました。

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ESL Oneケルン大会で薬物検査実施へ―反ドーピング団体との提携も
  • ESL Oneケルン大会で薬物検査実施へ―反ドーピング団体との提携も
Electronic Sports League(ESL)は、主催するe-SportsイベントESL Oneケルン大会にて、薬物検査を実施すると発表し、禁止物質ならびに処罰規定を明らかにしました。

これはESLの広報担当者Anna Rozwandowicz氏がRedditに投稿した内容から明らかになったもの。ESLはドイツに拠点を置くNADA(Nationale Anti Doping Agentur)とカナダに拠点を置くWADA(World Anti-Doping Agency)の提携を発表しており、検査は両組織の技術やノウハウを利用して行われるとのこと。

ESLにおいて禁止される物質はWADAの禁止リストに準ずるもので、薬物テストは大会期間中にランダムで実施。大会中に禁止物質の使用が明らかになった場合は、大会の失格、最大2年間のESLイベント出場停止、賞金/トーナメントポイントの返納といった処罰が行われると伝えています。

なお、アデラールなどの治療に用いられる薬物に関しては、使用に際して医師の処方せんを提出する必要があるとのこと。また、マリファナについては大会開始前、大会終了後の使用であれば処罰されない旨が明記されています。

先日のドーピング騒動の影響から、急激に整備されたESLのアンチドーピング体制。今後のESLトーナメントでも実施されることが発表されています。ESLの対応がe-Sportsにおけるアンチドーピングのモデルケースとなるかもしれません。
《水京》
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