Cryptozoic EntertainmentとHEX Entertainmentが開発しているMMOTCG『HEX: Shards of Fate』がWizards of the Coastの著作権と特許権、そしてトレードドレスを侵害しているとして起こっていた今回の訴訟。Wizards社によると条件は非公開ながらも両者の間で和解が成立し、ライセンスを締結したとのことです。
Wizards社は発表の中で、「トレーディングカードゲームジャンルに新しいゲームが登場することを常に歓迎している」としながらも、自らの知的財産と世界中のMacigチームの素晴らしい作品を保護するための行動に躊躇しない姿勢を改めて表明。加えて、今回の和解で『Magic: The Gathering』と『HEX: Shards of Fate』が共に前に進むことが出来ると伝えています。
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『HEX: Shards of Fate』のゲーム画面
MMOTCG『HEX: Shards of Fate』は、2013年5月にKickstarterプロジェクトを開始し、30万ドルの目標額を大きく上回る2,278,255ドル、テーブルトップゲームカテゴリで8番目となる金額を集めて開発されているタイトル。惑星を舞台にワールドが構築され、チャンピオンの育成やギルド、攻城戦、レイド、オークションハウスなどMMOの要素を特色としたTCGで、現在はベータテストを実施しています。