gamescom 2015 ゲームプレイ映像
gamescom 2015ではゲームプレイ映像が公開されていた中世アクションRPGシリーズ最新作『Mount & Blade II: Bannerlord』ですが、デベロッパーのTaleWorlds Entertainmentは公式ブログを更新し、いくつかの新たな詳細を明らかにしました。特にシングルプレイヤーにおける全体マップや世界の動きについて述べられています。
- 『Mount & Blade II: Bannerlord』は『Mount & Blade Warband』の200年前が舞台で、設定を共有している。
- マップは前作の約3倍の大きさになっており、東と南の領域が拡張されている。
- 前作からの土地や集落も確認できる。
- 各派閥にそれぞれのストーリーラインを特色とし、さらなる深みを持たせている。
- 本作でのアプローチは、移動中に示されるHUDやマップ自体でより多くの情報を提供すること。
- 例えば、その村が何を生産しているか分かるアイコンなど。これらは村に建造された生産設備や城のような建物の追加などによって、時間とともにダイナミックに変化する。
- HUD上では士気や食料供給、金を含むより多くの情報が提供される。
- 多くの情報を提供しつつ、圧迫しないようHUDを再構築している。
- マップ上のキャラクターやロケーションは“パーティー”と呼んで構成。領主、盗賊、隠れ家、あるいは何か、マップ上の全てのパーティーはゲームのサンドボックスシミュレーション機能を持っている。
- 経済の動き
・村は生活様式に基づいた適切な製品を生産する。例えば、羊牧場なら羊、チーズ、ウールなど。
・農夫は村で生産された製品を、町に行って販売する。
・原料は町に運ばれ、消費されるか作業場で二次製品に加工される。例えば、ウールは衣類、羊は食肉へ。
・町の製品は別の場所でより高い価格で販売するため、隊商が購入する。隊商は状況を判断し、旅の中で利益を最大限にしようとする。 - これらのステップがすべて上手く行くと、集落の繁栄が増進する。
- しかしながらすべてが接続されているため、敵やライバルと取引する場合、分断が非常に有効なアプローチとなり得る。
- 簡単な例としては、敵対する村を襲撃、あるいは町へ向かう農夫を阻むことによって貿易製品を不足を引き起こし、町を疲弊させる。
- より間接的な恩恵を受けるなら、同じ派閥のライバル貴族の領土に近い盗賊団を支援し、ライバル貴族の収入を制限することで、派閥内での自分の地位を高める。
- すべてがこのようにシミュレートされるため、何を行うにせよ効果は世界に波及する。
- これらを駆使することがゲームでの出世の鍵となる。しかし、AI君主もまた同様に敵に対して問題を引き起こそうと試みる。
- マップの地形は前作とは完全に一致しておらず、今作では山岳地帯が多い。そのため、山脈などの狭路で待ち伏せや敵の巡回を回避するのが難しくなる。
- 戦術的にマップは貿易ルートとして機能する領域を制御するための多くのオプションが提供される。
- ゲームにおける戦闘は多くの場合、貿易隊商やその他のパーティのための通路を確保するため、重要な狭路を巡って発生する。
- マップはプレイヤーとNPCのアクティビティだけでなく、時間の経過によっても変化する。
- 季節は天候に影響し、冬には南に向かって徐々に雪が土地を覆う
- 状況の変化によるゲームプレイへの著しい影響は、兵士のタイプによって実感する。特に騎兵や遠距離攻撃部隊は雨や雪に苦しめられるだろう。
- 前作からの大きな変化の1つは時間の進行。1年のサイクルは12週に短縮され、季節の変化や加齢に重要性をもたらす。
国内でも根強い人気を持つ『Mount & Blade』シリーズだけに、最新作『Mount & Blade II: Bannerlord』に大きな期待を抱いている方も多いのではないでしょうか。現時点では正確なリリース時期は未定。今後のさらなる続報が待たれます。