日本国内では、PlayStation 4向けに2016年春発売予定の『オーバーウォッチ』ですが、本作に登場する個性的&魅力的なヒーロー達のバックボーンを含む詳細情報、その第2弾が公開されました。
◆ファラ / Pharah
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- 本名:ファリーハ・アマリ
- 年齢:32歳
- 職業:警備主任
- 所属:ヘリックス・セキュリティ・インターナショナル
- 活動拠点:ギザ
「罪なき者は、私が守る」
忠誠心あふれる兵士、ファリーハ・アマリ。代々偉勲をあげた兵士の家系に生まれた彼女は、名誉ある使命を果たそうと情熱を燃やしている。
ファリーハは母親の後を継ぎ国際平和維持部隊オーバーウォッチへ入隊することを子供のころから夢見ていた。その第一歩として、エジプト軍に入隊すると、不屈の精神と戦術的手腕が評価され、順調に昇進していく。勇敢なリーダーだった彼女は部下たちからも慕われた。優秀な成績を収め、いよいよオーバーウォッチ入隊も間近かと思われたが彼女の夢はオーバーウォッチの解散とともに潰えた。
軍を去った彼女だが、献身的な姿勢を評価され、民間企業ヘリックス・セキュリティ・インターナショナルからオファーを受ける。ヘリックスはギザ台地の地下にあるAI研究施設を防衛しており、この施設は地域のみならず世界の安全のために欠かせない物だと言われていた。ファリーハは喜んでこのオファーを受け、高機動・高火力を誇る試作型のコンバットスーツ“ラプトラ・マークVI”の訓練に参加した。
ファラというコード・ネームで呼ばれるようになった彼女は、AI研究施設の防衛任務にあたっている。オーバーウォッチの解散を惜しみながらも、正義のために戦い、世界のために役立ちたいという志は今も変わっていない。
◆トールビョーン / Torbjorne
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- 本名:トールビョーン・リンドホルム
- 年齢:57歳
- 職業:武器設計者
- 所属:元・オーバーウォッチ
- 活動拠点:ヨーテボリ
「職人の技、見せてくれるわい!」
全盛期のオーバーウォッチは地球で最高の先進的軍備を保有していた。それは天才技師、トールビョーン・リンドホルムあってこそのものだった。
オムニック・クライシス勃発以前、トールビョーンは世界各国で使用されている兵器の設計者として知られていた。しかし、テクノロジーはより良い人類の未来のために使われるべきとの信念を持つ彼は、人工知能のネットワークを駆使し兵器を制御しようとする雇い主たちと次第に反目するようになっていった。
トールビョーンは知覚を持つ人工知能に対し深い疑念を抱いていたが、同業者たちは彼を誇大妄想家だと笑い飛ばした。しかし、彼の懸念は世界中のロボットたちがオムニック・クライシスで人類に反旗を翻したことで現実となる。トールビョーンは天才的な工学の才能をかわれ、初代オーバーウォッチ攻撃部隊に参加、彼の多くの発明が紛争終結の立役者となった。数年のうちにオーバーウォッチは国際治安維持部隊となったが、トールビョーンは部隊のテクノロジーと兵器システムの要でありつづけた。
オーバーウォッチ崩壊の余波の中、トールビョーンの開発した兵器は世界中に散逸してしまう。責任を感じたトールビョーンは、自分の発明が悪の手に落ち、罪なき人々に害がなされるのを防ごうと、立ち上がる。
◆マーシー / Mercy
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- 本名:アンジェラ・ジーグラー
- 年齢:34歳
- 職業:衛生兵、緊急対応要員
- 所属:元・オーバーウォッチ
- 活動拠点:チューリッヒ
「誰も死なせない」
稀代の癒し手、優秀な科学者、平和の唱道者。いくつもの顔を持つアンジェラ・ジーグラー博士は、彼女の庇護を求める者にとってはまさに守護天使である。
スイスの有名病院で外科手術の責任者を務めていたアンジェラは、応用ナノバイオロジーにおけるパイオニアとなり、重篤な病気や怪我の治療技術を飛躍的に発展させた。その活躍がオーバーウォッチの注意を引くまで、そう時間はかからなかった。
戦争で両親を亡くしていたアンジェラは、地球の平和を守るためとはいえ、軍国主義的なオーバーウォッチの方針には反対だった。しかし、彼らが実際に提案していたのは、より多くの人命を救う機会だと理解した彼女は、オーバーウォッチにおける医療研究の責任者となり、前線で戦う人々を癒すにはどうすれば良いのかを真剣に考えるようになる。ヴァルキリースーツ、それが彼女の出した答えだった。アンジェラは自らこのスーツに身を包み、数々の任務に出動した。
こうしてオーバーウォッチに貢献していた彼女だったが、上官や組織の命令に反対することも多かった。組織が解散すると彼女は戦争の後遺症に苦しむ人々の手助けをしようと決意する。
今、彼女は世界各地をめぐりながら、戦争で傷ついた地域の人々のケアに多くの時間を費やしている。罪なき人々の身に危険が及ぶとき、そこには必ずヴァルキリースーツをまとった天使の姿がある。
◆バスティオン / Bastion
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- 本名:SST研究所 シージ・オートマトンE54 バスティオン
- 年齢:製造から30年
- 職業:戦闘オートマトン
- 所属:無し
- 活動拠点:不明
オムニック・クライシスの前線で戦った経験を持つロボット。その後、好奇心旺盛なバスティオンは自然に惹かれ、世界を探索している。恐ろしい人間たちを警戒しながら―
バスティオン・ロボット・ユニットは、もともとは平和維持のために作られた兵器であり、アサルトキャノンモードへの瞬時変形など独自の能力を備えていた。しかし、オムニック・クライシスが勃発すると人間と戦うために使われ、オムニック軍の大多数を占めるようになった。オムニック・クライシス終結後、ほとんどのバスティオンが解体されたが、今日にいたっても恐ろしい戦争の象徴と見なされている。
末期の戦いで深刻なダメージを受けた1体のバスティオンが、10年以上にわたって放置されていた。風雨にさらされさび付き、機体は植物に覆われ、根が生え、小動物が巣を作り、ひたすら時だけが流れていった。ある運命の日、それは突然再起動した。戦闘プログラムの大半は失われており、自然界とその住人に対して強い興味を抱いた。好奇心旺盛なこのロボットは、世界探索の旅に出て戦争で疲弊した地球における自らの目的を探そうとする。
この「バスティオン」は穏やかな性格で全く無害に思えるが、危険を察知すると眠れる戦闘プログラムが目を覚まし、全武装を駆使して脅威を排除しようとする。遭遇した人間たちと争いになることもあったため、バスティオンは人里を避け、未開の自然の中に住み着くようになった。
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