先日の「Mobile World Congress」では販売価格が発表され、国内向け販売情報も明かされたValve・HTC共同開発のVR機器「Vive」。Valveは海外SteamVRユーザー向けにパフォーマンステスト用アプリケーション「SteamVR Performance Test」を公開し、いくつかのデモアセットを配信しました。また、とあるユーザーはその中から『Half-Life 3』『Left 4 Dead 3』を指すと思しきファイルも発見した模様。その真相は不明ながら、海外フォーラムで一部イメージが披露されています。
「SteamVR Performance Test」はSteamストアページから無料で利用可能。『Portal』シリーズでおなじみのAperture Scienceで繰り広げられる、ハイテクノロジー感あふれるロボット修理ムービーが検証映像として用いられています。本ソフトウェアの推奨動作環境は以下の通り。
- OS: Windows 7 SP1, Windows 8.1, Windows 10
- プロセッサー: Intel i5-4590 / AMD FX 8350 と同等かそれ以上
- メモリー: 4 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290 と同等かそれ以上
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VALVETIMEではOmnomnick氏の手によって内部データも公開中。細部が刷新された“Dog”のキャラクターモデルが披露されており、「hl3」と題されたディレクトリ、そして海外アーティストAshley Wood氏がInstagramに投稿したイメージとあわせて、『Half-Life 3』の噂を浮上させる材料となっている様子。更に、“Retired Engineer”と名付けられた『L4D3』キャラクターモデルと思しきファイルも確認されたらしく、こちらもValveの新たな動きが感じられるデータと見られています。しかしながら、両作ともにValveからの正式アナウンスはなく、これまで同様に「噂」のひとつとして認識されている模様です。