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海外メディアの報道より、米国ペンシルバニア州在住の男性が25,000ドル(約280万円相当)のビデオゲームを窃盗し、小売店へと転売していたことが報じられています。売却されたのは500本以上におよぶ「貴重なビデオゲーム」や「往年のゲームハード」。これらのレアグッズは所有者の家宅に下宿していたRandy Norris氏が盗んだものと考えられています。
Norris容疑者は昨年7月11日から8月1日にかけて、「貴重なビデオゲーム」をS&G Video Gamesへと売却していたとのこと。ビデオゲーム所有者Daniel Langevin氏は8月8日、Dulles Expo Centerで開催されていた『大乱闘スマッシュブラザーズ』大会イベントで売却されたそれらのゲームを発見。この大会にはS&Gオーナーも参加しており、買取を担当した店員を含めた3人は警察への通報を検討したようです。
調査結果によれば、Norris容疑者はLangevin氏が所有する242本のゲームおよび関連機器を窃盗し、4,000ドル以上の価格で売却していた模様。Norris容疑者は8月27日に詐欺、窃盗の疑いでCumru郡警察に逮捕されました。Langevin氏が盗難被害を受けたグッズの大半は無事に返ってきたものの、警察担当者はそのコレクションすべての返却については未だ「不十分」と見ています。また、小売店S&Gは4,100ドルの損害を被ったことから、この事件の被害者のひとつとして扱われています。