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Microsoft Xbox部門代表フィル・スペンサー氏は「Xbox Spring Showcase 2016」の中で、Xbox Oneの今後のハードウェアとしての展開について言及し、長期的にアップデートを施していく方針である旨を語りました。
Gameranxの報道によれば、スペンサー氏はXbox Oneについて「これまで皆さんが見たことのないような、ハードウェアとしての更なるイノベーションをお見せすることができると思います」と語りながら、Xbox 360タイトルの「後方互換」、そしてWindows 10アプリケーションとのユニバーサル動作に取り組んでいく今後の方針を改めて説明。『Doom』『Quake』のようなクラシックな作品を動作させつつも、4K解像度の良好なパフォーマンスを体験できるような新作タイトルまでカバーしていくとコメント。Universal Windows Appsゲームに対する批判的な意見を踏まえた上でも、今後長い時間をかけてサポートを向上していく方針であると伝えています。
また、スペンサー氏はGame Informerを通してXbox OneとVRデバイスの親和性についても言及しており、Oculus RiftやHTC Viveに関しては「PS4とPlayStation VR」のような密接なサポートを提供予定でない旨を語っています。Microsoft謹製の「HoloLens」やそれに対応するVRアプリケーションについてはモニタリングを進めており、Oculus Rift/HTC Viveよりも更に深い開発を継続していく模様です。