■プレイヤーは脱サラした会社員
プレイヤーはオフィスでノイローゼ気味になりながらコンピューターに向かって、仕事をしている会社員。祖父が残してくれた牧場を運営すべく、プレイヤーは全てを捨てて、小さな町が残る“Stardew Valley”へと移り住むところからゲームは始まります。
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長い間、放置されて荒れ地と化した農地と、古い家、農具の手に、農業、建築、冒険、人との触れ合い……そして、わずかばかりのファンタジーを目撃しながら、ゲームは進行します。
■さっそくプレイ
荒れ果てた土地では作物は育たぬ、ということでまず最初にすることはツルハシで石を砕き、オノで木を切り倒し、カマで草をそぎ落とします。嬉しいことに農具は消耗はありません。
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ひたすら農地を整備したら、次はクエストやゲームの方向性を教えてくれる「Journal」に従い、タネを畑を植えて本格的に農業をスタートしたいところ。
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町の中心にあるショップの壁には定期的に住人の“お願い”が貼り付けられているので、こちらを解決して金銭を稼ぐこともできます。また、その横のカレンダーには住人の誕生日やフェスティバルの予定日が分かるカレンダーもあり、住人と仲良くなって“特別”をゲットしたい場合には、こちらを活用するといいかもしれません。
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では話しを戻して、タネを購入しましょう。今回は「たまに多めに作物が入手できる」というジャガイモのタネを入手。この他にもショップでは肥料や果物の苗、生活雑貨といったアイテムが購入でき、特定の条件下ではもっと良いものが限定販売されることもあります。
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あとはクワで耕した土にタネを植えて、水を与え、6日ほど経てば収穫できるようになり、これを売ったお金を足がかりに、より高価な苗を植えたり、畜産をしたり、家を作ったり、クラフティングに精を出したり、スキルを向上させてみたり、釣りを楽しんだり、効率的な農機を入手するのも面白いかもしれませんね。
■イベント豊富な『Stardew Valley』
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本ゲームはイベントが非常に豊富。普通にプレイを進めているだけで発生するレベルですが、その中にはただの農地開拓だけでは収まらないものも多数存在しています。剣を片手にモンスターが溢れる鉱山を冒険したり、夜な夜な現れる妖精の存在。「魔法使い」とネーミングされたキャラクターや、町のコミュニティセンターで見られる謎の古文書。
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町外れで暮らすホームレスがある日、ゴミを漁っている場面を目撃してしまうこともあるかもしれません。年に一度の祭りでミニゲームを遊んだり、酒場のゲーム機で一息つくといったことや、町に迫りつつあるJOJAマートの様子をみたり、ステキなキャラクターと恋に落ちたり、乗ってきたバスでどこかに行くといった楽しみ方もあるかもしれません。ふとしたことが町を大きく変えることもあります。
■まとめ
『Stardew Valley』は農業自体の楽しさもあるものの、それ以外の部分も基礎がしっかりと作られている印象があり、農業から外れてプレイをしてみても充実感が得られる点は作りこみの凄さ故の感覚でした。
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本ゲームはゲーム内時間が3年を経過したところで、プレイ終了という形になりますが、イベントや要素の数々は一言では書ききれないほどの量があり、周回プレイを飽きさせない作りになっている点も嬉しいところ。ゲームの時間の流れが若干早い部分と、サポートしている言語が英語のみという部分が一部のユーザーには辛い部分かもしれません。
精力的なアップデートを続ける『Stardew Valley』ですが、将来的には最大4人まで参加可能なCo-opモードを実施する予定です。価格は14.99ドルで、Steam、Humble、GOGにて販売中です。プラットフォームはPCのみとなっています。