海外メディアGameSpotの報告によると、Slatoff氏は「我々の年次戦略を変更する予定はありません。なぜならそれは製品の疲弊の原因となるからです」と語ったとのこと。製品の疲弊とはブランド価値、タイトルの期待値、そして需要の低下であると説明しており、同氏は連続でリリースすることが魅力的ではあるとしながらも「ゲーム業界の他のフランチャイズでその疲弊を見てきた」と述べています。
また、Take-TwoのCEO Strauss Zelnick氏はフランチャイズを年次リリースしないことで、市場の期待や需要を作成することに役立っているとし、タイトルを休ませ、時間をかけて作ることで市場で最高の品質を持っていると説明。Take-Twoが求めることは、その年に十分なヒット作品を持つことができるかであり、どのフランチャイズタイトルがリリースされるかは問題ではないと語っています。
『Civilization』シリーズや『Grand Theft Auto』シリーズなど、新作を比較的長めのスパンでリリースしているTake-Two Interactive。フランチャイズに対する思いが垣間見えるコメントといえそうです。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ニュース アクセスランキング
-
制作スタジオ倒産乗り越え…アニメ版『FF9』が2028年公開予定と海外報道。長らく続報なかったものの、ついに動きが
-
『Clair Obscur: Expedition 33』GOTY剥奪後、繰り上げ受賞の『Blue Prince』パブリッシャーが「AI不使用」を明言
-
東京舞台『GTA』制作予定だった。日本のスタジオが手掛ける予定もお流れに―元ロックスター社員語る
-
【PC版無料配布開始】探索型アクションRPG『ブラッドステインド: リチュアル オブ ザ ナイト』年末第7弾!ホリデーセール中のEpic Gamesストアにて。12月25日午前1時まで
-
約30年の歴史を持つ「WebMoney」2026年3月末で「プリペイドカード」がサ終へ―事業承継のため
-
エレクトロニック・アーツの株主、サウジアラビア公共投資基金による約8.6兆円での同社買収を承認。あとは政府の承認のみ
-
【期間限定無料】他人に罪を着せ、完全犯罪を達成せよ―“非常に好評”殺人ADV『The Deed: Dynasty』Steamにて配布中!
-
酷評『MindsEye』「自分たちが何を作っているのか全くわかっていなかった」―開発者たちが状況を語る
-
『ゴースト・オブ・ツシマ』『ゴースト・オブ・ヨウテイ』手掛けてきたサッカーパンチのトップ退任。年始から新体制でスタジオ運営
-
『ホグワーツ・レガシー』続編はオンラインマルチに対応?開発スタジオの求人情報が興味深い




