市場全体の売り上げは8億4250万ドルで、前年の9億6030万ドルから12%減少。セールス減少の理由としては、2015年2月のセールスにはNewニンテンドー3DSと『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』のローンチが大きく寄与していましたが、今回は新型ハードの発売がなかったことや、Xbox 360やPS3といった旧世代機のセールスが77%減少したことが原因であると分析されてます。ソフトウェア面では『Far Cry: Primal』や『Street Fighter V』などの大作タイトルが発売されていますが、旧世代機のソフトウェアセールスが大幅に落ち込んだこともあり52%の減少となっています。
任天堂からは、2月19日に2バージョンで発売された『Fire Emblem Fates(ファイアーエムブレムif)』がダウンロード版を含め約40万本と前作を上回るペースで売れており、3DSでダウンロード販売された『ポケットモンスター 赤・青・ピカチュウ』も好調であるとの報告。
SCEAからは、先月に引き続き米国のハードウェアとソフトウェア両方のセールスはPS4がリードしているとの報告。
マイクロソフトからは、Xbox Oneプラットフォームの米国のセールスは前年2月と比較して49%増加との報告。
- 1. Far Cry: Primal (PS4, Xbox One)
2. Call of Duty: Black Ops III (Xbox One, PS4, 360, PS3, PC)
3. Grand Theft Auto V (PS4, Xbox One, 360, PS3, PC)
4. Naruto Shippuden: Ultimate Ninja Storm (PS4, Xbox One)
5. NBA 2K16 (PS4, Xbox One, 360, PS3)
6. LEGO Marvel Avengers (PS4, 360, Xbox One, Wii U, PS3, 3DS, Vita)
7. Street Fighter V (PS4)
8. Minecraft (360, Xbox One, PS4, PS3)
9. Fire Emblem Fates: Birthright (3DS)
10.Fallout 4 (PS4, Xbox One, PC)
ソフトウェアセールスのTOP10では、シリーズ最新作『Far Cry: Primal』が『Call of Duty: Black Ops III』を押しのけ首位に。他の新作タイトルは『Naruto Shippuden: Ultimate Ninja Storm』『Street Fighter V』『Fire Emblem Fates』の3本がチャートイン。前回、前々回と上位だった『Star Wars: Battlefront』がランク外となっています。
NPD Groupの報告データは、(北米ではなく)米国内のみを対象とし、ダウンロード販売や中古販売、本体同梱版は含まれておりません。また、『Far Cry: Primal』『LEGO Marvel Avengers』『Street Fighter V』のデータはPC版の売り上げが計上されていない点も留意が必要です。