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ユービーアイソフトのトム・クランシーシリーズ最新作『ディビジョン(The Division)』。同社の新たなフランチャイズとしてリリースされた本作は、発売5日間で3億3千万ドルを売り上げ、週末ピーク時の同時接続ユーザー数が120万人に到達、全ユーザーの総プレイはすでに1億時間以上という、モンスター級のオンラインRPGです。今回はそんな注目作『ディビジョン』の魅力を紹介しつつ、これから危険なNYの地に足を踏み入れる初見プレイヤーに向けて、最低限覚えておきたい、生き残るための知識を伝授します。
■まずは『ディビジョン』の魅力をおさらい
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プレイヤーは、ウィルスのバイオテロによってパンデミック(爆発感染)を起こしたニューヨークを舞台に、政府の秘密組織「ディビジョン」のエージェントになって、この街の治安を回復させるために、クリーナーズやライカーズ、LMBをはじめとした、ニューヨークを支配する敵対勢力と対峙していきます。パンデミックによって荒廃したNYには、道端に遺体が横たわり、無数のゴミ袋が積み上げられ、ほとんどの車が放置されて道路は封鎖状態になっており、どこか現実味を帯びている凄惨な光景が広がっています。そんな世界をシームレスで隅々まで探検できるのが本作の魅力のひとつです。
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エージェントであるプレイヤーは、フィールドに点在するミッション地点に出向いて、敵勢力を鎮圧するための任務をこなしていく事になります。フィールドにはメインミッションのほかに、エージェントの拠点である作戦基地を発展させるための「エンカウント」や、サイドミッションが存在しており、他のプレイヤーと協力しながら、これらのミッションをクリアする事も可能です。
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そして、本作独自の要素であるダークゾーン(通称:DZ)は、不特定多数のプレイヤーと協力しつつ敵を倒すPvE(Player vs Enemy)と、敵を倒しながら強力な装備を入手していくハック&スラッシュ、プレイヤー同士が対戦するPvP(Player vs Player)を兼ね備えたエリアで、PK(プレイヤーキラー)が横行していたMMORPG黎明期に存在した「誰に殺されるかわからない緊張感」を味わえます。
『ディビジョン』は、「シューター」、「オープンワールド」、「MMORPG」、「オンラインCo-op」の要素が上手く絡み合った、バラエティに富んだゲーム性を備えているのです。
■エージェント基礎知識編
ここでは、ウィルスの爆発感染によって、治安が崩壊したNYで生き残るために、初見プレイヤーに向けて攻略のアドバイスをいくつか紹介します。
1.敵と距離を置いて戦おう
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敵との戦闘時は、カバーアクションで身を隠しつつ、相手との距離を置いて戦うのが基本です。無闇に突っ込むと、敵から集中砲火を浴びたり、近接戦闘を仕掛けられたりと、死ぬリスクがグンと高まります。
2.アビリティを駆使しよう
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銃撃戦になるとついつい忘れてしまいますが、本作には銃火器以上に役立つアビリティシステムが存在します。相手を追尾して爆発ダメージを与える「追尾マイン」や、自動的に攻撃を繰り出す「タレット」、体力を回復させる「ファーストエイド」などのアビリティを駆使して、戦いを有利に運びたいところです。なお、アビリティは作戦基地を発展させる事でアンロックできます。
3.敵の装備を狙おう
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敵の中には、ガスボンベやグレネードバッグを背負っている輩が存在します。そこを狙って攻撃すると爆発を引き起こして周囲の敵を巻き添えにできます。状況に応じて、これを活用したいところです。
4.各エリアの適正レベルをチェックしよう
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ニューヨークの各エリアには、レベルが異なる敵が存在します。エリアに足を踏み入れる際は、適正レベルをチェックしましょう。自分のレベルより高いエリアに入るのは危険です。
5.セーフハウスをアンロックしよう
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セーフハウスはエージェントの中継基地。ここでは、サイドミッション・エンカウントをマップに追加したり、弾薬を補給したり、倉庫を利用できます。そして、セーフハウスをアンロックすれば、拠点間でのファストトラベルが可能に。ニューヨークの街を移動しやすくなります。
6.クラフトステーションを利用しよう
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クラフトステーションでは、クラフトアイテムを組み合わせて武器・装備を作成できます。クラフトアイテムは、ニューヨークの至る所に存在しているので、街の隅々まで探索してみるといいでしょう。また、所持品を分解する事でクラフトアイテムを入手可能です。
7.消費アイテムを駆使しよう
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消費アイテムには、体力を回復させる医療キットのほかにも、スキルクールダウンを30%短縮させるソーダや、一定確率でターゲットを発火させる焼夷弾、回復効果が40%上昇する缶詰食品などがあります。ついつい見過ごしてしまいますが、これらも駆使して戦いを有利に運びたいところです。(消費アイテムの変更は、コンシューマー版なら十字キー右を長押し、PC版のキーボードならVキーを長押しで可能です)
■ダークゾーン突入編
ここでは、NYの危険地帯ダークゾーン(通称:DZ)に足を踏み入れたばかりのエージェントのために、生き残るための秘訣をいくつか紹介します。
1.通常エリアより、さらに警戒を強めよう
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ダークゾーン内の敵は、通常エリアの敵より強化されています。ソロプレイ時と同じ感覚で戦っていると、すぐに敵に倒されてしまうので、警戒を怠らないようにしましょう。また、敵の数も把握しておくと戦略的に優位に立てます。
2.出会ったエージェントと行動を共にしよう
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ダークゾーン内に他のエージェントがいたら、積極的に行動を共にしましょう。グループ機能を使ってパーティメンバーに引き入れるのも有効的です。また、パーティを組んでも、パーティ外のプレイヤーと行動を共にすれば、ダークゾーン内の敵を効率的に一掃出来ます。
3.他のエージェントへの誤射には気をつけよう
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他のエージェントを攻撃すると「ローグエージェント」として他のプレイヤーから狙われる事になります。万が一、他のエージェントを敵と間違えて攻撃したり、交戦地域で誤射してしまったりと、不本意にローグエージェントになった場合は、一旦逃げてローグマークが消えるのを待つか、降参のエモートを使って敵意が無い事を示しましょう。
4.ローグエージェントには不用意に近づかない
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前述したとおり、ローグエージェントは、ディビジョンエージェントに敵対するプレイヤーの事ですが、まだダークゾーンに不慣れなうちは、彼らに近づかない方がいいでしょう。ダークゾーン内で死亡してしまうと、DZ経験値・DZ通貨が失われるだけではなく、せっかく拾った所持品もドロップされ、他のエージェントに奪われてしまいます。ローグエージェントと敵対するなら、それらを失う覚悟を決める必要があります。
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さて、これから『ディビジョン』を楽しむ初見プレイヤーに向けて、最低限覚えておきたい攻略の知識などを紹介しましたが、いかがでしたか?本作は、海外のみならず日本国内での売り上げも好調で、ますますユーザーが増加すると予想されます。これから『ディビジョン』を購入する人はもちろんのこと、ゲームは得意な方ではないけど、本作のストーリーや世界観に惹かれた人は、本稿を参考にしながら、治安が崩壊したニューヨークの地に足を踏み入れて、シームレスに広がる危険なコンクリートジャングルを探索してみてはいかがでしょうか。