●Wired: 90/100
- 驚くほどよく出来たデバイスだ。確固たる信頼性に快適なVR感を簡単に体験できる。誰かに「Oculus Rift」を装着させれば、きっと魔法を見せつけることができる。『Dreamdeck』があれば友達も集まってくるだろう。
●Polygon: 85/100
- 既に高級品のような雰囲気が漂っているが、引き続き改善が必要な部分もはっきり見えている。「Rift」の販売準備が整っているかどうか非常に気になるところだと思うが、その答えはイエスだ。
●Engadget: 84/100
●PC World: 80/100
●Tom's Guide: 80/100
●The Verge: 80/100
●GameSpot: 点数未掲載
- 600ドルはゲーミングハードウェアにしては高額だが、「Rift」はコンソールでも新型グラフィックボードでもない。「Rift」はこれまで我々が夢見ることしか出来なかったゲームを体験させてくれる。“没入感”の名のもとにちょっとした妥協も必要になるのだが、その価値はある。
●The Wall Street Journal: 点数未掲載
- 目新しさがなくなったあとにこの1.5ポンドのヘッドマウントディスプレイを扱うのは飛行機で眠りこけるのと同じくらいかったるい。「Rift」の追加コスト(金銭的なものやそれ以外のものも含める)は100ドルの「Samsung Gear VR」より遥かに優れた製品に見せるための名分になるかもしれないが、実際そんなことはない。
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
一般ユーザー向けの出荷が始まったVRデバイス「Oculus Rift(オキュラスリフト)」の海外メディアレビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは未公開ですが、記事執筆時点で全21件のレビューのうち2件が「とても好評」、17件が「好評」。「賛否両論」「不評」がそれぞれ1件ずつという、総じて見れば上々な評価を受けています。

ソフトウェアやデベロッパーの開発力が追いついていないリリース直後時点のレビューということもあり、現段階でのインプレッションでしかありませんが、実際の使用感は決して悪くなく、概ね好印象のレビューが目立っています。その重量やコストを鑑みた上でのマイナスポイントも見え隠れしているものの、いよいよユーザーの目の前に現れつつある「Oculus Rift」の満足度はなかなかのものとなったようです。
「Oculus Rift」は海外で3月28日より出荷開始済み。4月出荷分は予約開始直後に完売しており、現時点の予約では7月出荷予定となっています。