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Focus Home Interactiveより2016年4月22日発売予定の、『Warhammer 40,000』世界での宇宙艦隊の戦闘を描いたPC向け新作RTS『Battlefleet Gothic: Armada』。現在予約者向けのベータテストが行われています本作のプレビューをお送りいたします。
■戦術にフォーカスしたデザイン、戦闘は平面だが方位が重要となるシステム
本作『Battlefleet Gothic: Armada』は幾つもの他のゲームでもお馴染みな『Warhammer 40,000』世界の宇宙艦隊戦を描いた、同名のボードゲームを原作としてRTSとしたものです。
元となったボードゲームに習ってか、ユニットのサイズは戦艦1隻を単位としており、生産要素も戦闘中には存在せず、個々の船の戦術行動にフォーカスしたゲームデザインとなっています。また戦闘のグラフィックこそ3Dですが、マップは平面の構造をしていて、上下移動など3次元的な挙動は操作から廃されています。
しかしながら、各船の兵装にはそれぞれ射程だけでなく射界が設定されており、有効な火力を出すための位置取りが重要なシステムとなっています。
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宇宙空間ながら戦闘は基本的に平面で行われる
各船には急制動を可能とする推進剤ゲージが用意されており、専用のコマンドを用いて、推進剤を消費し急旋回や急加速を行って位置取りを有利にすることができます。もちろんそれだけではなく、通常のRTSのように船ごとに戦闘を有利にするための幾つもの特殊命令も用意されている形です。
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ビームは撃てる方向が限られているが効果も高い
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魚雷は効果抜群だが迎撃されることもある上に弾速が遅く、更に手動で発射のため使い所が難しい
シングルプレイヤーでは任意に移行可能なスローモーションモードが存在しており、操作量が多くなった場合でも問題なくプレイが可能となっています。
■モードは3つ、成長要素や戦略要素も
本作のモードは大まかに分けて3つ。一つは“帝国(インペリウム)”の軍人となりストーリーに従って進行していくキャンペーン。
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プロローグの一幕、膨大な数の“ケイオス”の艦隊が戦闘宙域にワープアウト、主人公は撤退を余儀なくされることに…
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先の報告内容が危険視され、過酷な尋問に掛けられてしまう…この人命の軽さも『Warhammer 40,000』世界ならでは
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無事身の潔白を証明した主人公は昇進し、艦隊を指揮してGothicセクターに迫る脅威へと立ち向かうことに
プレイヤーは船を入れ替えるだけでなく、ミッションで得た名声を消費してクルーの入れ替えや船への追加装備を行うことにより、船の能力を向上させたり新たなスキルの使用を可能とし、独自の艦隊を形成していくことができます。
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船の設定画面、ここで使用する船や各種の能力を設定していく
ベータ版ではプロローグの3ミッションで終了となってしまうため詳細は不明ながら、全体マップではターン数やリソースらしきものなども表示されており、固定のミッションをクリアするだけでない戦略要素も含まれている模様です。
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Gothicセクター首都付近の宙域図、進行に応じて別領域の宙域図も登場します
もう一つは任意の勢力を選び、ランダム戦闘を生き抜きながらキャンペーンと同様に艦隊を編成・育成し、より大きな闘いへと挑んでいくスカーミッシュ。戦略的な要素を考えずに気が済むまで自分の艦隊を育てていくやりこみ要素の強いモードとなっています。
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スカーミッシュモードの勢力選択画面、“帝国(インペリウム)”“ケイオス”“オルク”“エルダー”が基本となるようです
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戦闘開始前の編成画面。指定されたポイント内で事前に設定しておいた船を用いて艦隊を編成する
そして4人まで参加可能なマルチプレイヤーとなっています。マルチプレイヤーも上記2つと同様の艦隊編成・育成要素を含む形となっています。
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マルチプレイヤーにもシングルと同様の艦隊編成・育成要素が
■特典DLCで、お馴染み“スペースマリーン”が使用可能に。さらなる追加勢力も予定
『Warhammer 40,000』と言えば欠かせないのは独特の外骨格に身を包んだ屈強な“スペースマリーン”。本作の予約、及び発売から2ヶ月内に購入することで無料入手できる特典では、その“スペースマリーン”を勢力として使用できるDLCが付属するようです。更に詳細は不明ながら他の勢力追加DLCも特典となっており、今回名前の出ていない勢力の参戦に期待する方はチェックしておくと良いでしょう。
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『Battlefleet Gothic: Armada』は2016年4月22日発売予定で、Steamにて4,482円で予約受付中です。