米国のビジネス向けテレビチャンネルCNBCのインタビューに応じたGameStopのCEO J. Paul Raines氏は『Pokemon GO』がGameStopに及ぼした好影響を報告。それによると、モンスターボールなどのアイテムが得られる「ポケストップ」や「ジム」に設定された462店舗で売上が倍増しており、特にポケモン関連商品の売上が大幅にアップしているとのこと。同社の株価も大きく上昇しており、『Pokemon GO』が巻き起こしたムーブメントにRaines氏は「非常に満足している」とコメントしています。
また、海外メディアUS Gamerは、ポケストップに設定された小規模な店舗や企業が有料アイテムの「ルアーモジュール」でポケモンを呼び、『Pokemon GO』プレイヤー向けの割引サービスなどを提供していると報告。多くのプレイヤーが街を歩き回って探索している状況となっており、経営者たちもビジネスチャンスと見ているようです。
こうしたビジネス的な利用に関しては『Pokemon GO』の開発元であるNianticのCEO John Hankeも言及しており、将来的にポケストップといったゲーム内ロケーションを販売する計画を示唆。レストランや小売店がポケストップなどに設定された場合、大きな集客効果が見込めると伝えています。凄まじい流行を見せている本作ですが、ポケモンを探すために外出する機会が増え、結果的に消費の増加にもつながっているのではないでしょうか。
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