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冠水した共同設立者ジェイソン・テイト氏の家
コンバットバイクレースシリーズ『Road Rash』の精神的後継作品を目指して開発されているDark Seas Gamesの『Road Redemption』。現在Steamで早期アクセス中の本作ですが、ルイジアナ州で発生した洪水の影響により、正式リリース日を延期することが発表されました。
Kickstarterにて報告された内容によると、Dark Seas Gamesの開発者はルイジアナ州のバトンルージュとニューオーリンズを拠点に活動しており、8月中旬に発生した記録的豪雨による洪水被害の影響を受けたとのこと。同州では4万世帯以上が被害にあっており、スタジオの共同設立者でシニアプログラマーのジェイソン・テイト氏の家も冠水したと伝えています。
同スタジオの共同設立者イアン・フィッシュ氏は、「可能な限り早く『Road Redemption』の開発作業に戻りたい」語りながらも、現在の優先事項は「開発チームとその家族が安全に暮らせる場所の確保を確認することだ」と説明しました。また、Kickstarterのバッカーやファンに対して今回の悲劇的な状況に理解を求めると共に、災害復旧を支援したいと思った人のために寄付サイトを紹介しています。
2014年より早期アクセスを開始した『Road Redemption』は、当初の目標では2016年10月15日にPC版の正式リリースを予定、2017年Q1にはPS4/Xbox One版を発売予定でした。PC版の正式リリースは少なくとも2016年11月まで延期、コンソール版においても同様の遅延が起こると伝えています。