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9月15日から18日にかけて行われた「東京ゲームショウ 2016」。今年も数多くの来場者が足を運び、4日間の合計来場者271,224人(内ファミリー25,779人)と歴代最多記録を更新。2015年の来場者数は268,446人(内ファミリー24,877人) だったため、3,000人近く増えた形となりました。
日ごとに見てみると、最終日は2015年と比べ減少していますが(2016年最終日:108,117人 / 2015年最終日:112,230人)、今年の最終日は雨に見舞われたため、出足に影響を及ぼしたのかもしれません。残り3日間はいずれも昨年を上回っており、合計では歴代最多を記録しています。
コンピュータゲーム業界は、かつて家庭用ゲーム機やPC向けが主な柱でしたが、近年ではスマートフォン関連での大きな飛躍も見せており、様々な方向性で発展を遂げています。そして今年は、更なる展開と言えるVR関連が大きな注目を集めました。発売を来月に控えたPSVRをはじめ、VR関連の出展が数多かったのも今年のTGSの特徴のひとつ。来場者も強い関心も寄せ、試遊出展ではPSVRの整理券配布が早々に終了する事態となりました。
また、主催者展示企画「東京ゲームショウ・日本ゲーム大賞20周年企画」で実施された「20年のあゆみ」「エンターテインメントの未来」コーナーも盛況と、ゲーム業界の“これまでとこれから”を描くTGSとなりました。来年のTGSは、2017年9月21日から9月24日に、幕張メッセにて開催される予定です。来年はどのようなタイトルや新たな展開が話題を呼ぶのでしょうか。更なる飛躍に期待しましょう。
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