東京ビッグサイトで開催された「Japan Robot Week2016」では、みまもりシステムなどに「Kinect for Windows」を採用した製品が複数見受けられたので紹介していこう。
●プライバシーを配慮した見守りシステム
当初、「Xbox360」の周辺機器として登場した赤外線センサー「Kinect」だが、「Xbox One」の登場と合わせて性能が強化され、フルHD対応に高精細化された内蔵カメラと赤外線センサーを備えている。体表面温度を測定することも可能なため、みまもり分野での利用も複数の方面から検討が行われているそうだ。
テレビジネスが出展していた「テレベッド」では、そんなKinectセンサーを、介護施設で入居者の就寝状態を見守る用途として利用。
Kinectセンサーは赤外線で対象の状態を検知するため、カメラと違って暗闇など、部屋の照度に関係なく動作するのが強みで、対象人物の輪郭を補正して検知し、ナースセンターなどの管理側PCに送信するため、プライバシーなどにも配慮して対象患者の状態を把握できることもできる。
●柔軟性の測定から転倒検知も可能!
また同社の介護施設など向けた「Doctor Robot」なら、Kinectセンサーを使って体の柔らかさ(柔軟性)などを測定でき、「孫ロボット」は高齢者向けの遠隔見守りシステムとなる。
孫ロボットに関しては、対象者の検知システムの中核にKinectを採用したことで、通常の姿勢検知だけでなく、転倒などでの緊急状況も検知することが可能となっている。
Kinectセンサーに対しては、体表温度や心拍数、呼吸状態などのバイタルを計測することも可能なため、見守り用途での注目度は高まっており、今後はますます活用が増えていくことが予想される。
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