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毎年様々な大型筐体が出展される韓国のゲームショウ「G-STAR」ですが、ついに大型筐体にもVRの波が訪れ、11月17日から20日まで開催される「G-STAR 2016」では、会場で体験できる大型筐体のほとんどがVRに対応するようになりました。
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会場には昨年お伝えしたゲームセンター用のVR筐体「SPIN SHOOTING VR simulator」の新型のほか、バイク型やパラグライダー型など様々な形態の筐体が出展。本稿ではその中でも特に激しかった「TOP VULCAN」という筐体をご紹介します。
「TOP VULCAN」(Motion Device)はジョイスティック型コントローラーと動く椅子がセットになった筐体で、会場には2パターンの筐体を用意。一つはゲーム内のロボットの動きに合わせて椅子が動くアクションゲームです。
これ自体は日本でも近しいものを見ますが、もう一つの方がクレイジーなマシーンになっており、一人称視点のVRのシューティングゲームと大型筐体を融合。横の動きはもちろん、縦の動きも激しく、これまで見てきた大型筐体の中でも特に激しい筐体になっていました。
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特に縦の動きをあまり体験したことがなかったため、没入感よりも恐怖心を強く感じてしまい、VRゴーグルを被っているにもかかわらず、正面以外を見る余裕がまったく無い状態に。ただ、プレイする度に恐怖心が薄れて行き、次第に軽いジェットコースターのような感覚でプレイできるように。これはこれでありかもしれません。
なお、「TOP VULCAN」のソフト部分の完成度はそれほど高くありませんでしたが、韓国ではVRを体験する機会がまだまだなく、ソフトを売るよりもハードを売った方がビジネスになるらしく、今回の出展もハードを見せるために行っているとのことでした。