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2016年5月に発売され、オールドファンからも高い評価を得た新生『DOOM』ですが、その開発の舞台裏に迫るドキュメンタリーが海外で公開されています。ドキュメンタリーの中では開発中止となった『Doom 4』にも言及。多数の未公開映像を披露しています。
『Doom 4』は地球を舞台にした全く異なる設定で、より映画的、より多くのストーリーやキャラクターを特色としていました。プロデューサーMarty Stratton氏によれば、『Doom 4』には信じられないほどの制作価値があったとしつつも、多くの人が期待する『Doom』らしさを感じられなかったとのことです。また、Stratton氏は“Call of Doom”のようであったとも認めるとともに、同作では序盤セクションでゾンビタイプの敵との戦いやカバーを含んでいたことを明らかにしています。
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プロジェクトをキャンセルして再びやり直すというのはなかなか大変なことではありますが、それを見事にやり遂げた上にファンも納得するクオリティに仕上げたid Softwareの決断力や開発力は素晴らしいですね(それを支えたZeniMax Mediaも)。ゲーマーからの支持が厚いのも頷けます。
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QuakeCon 2014で新生『DOOM』が初披露された直後の会場
(撮影禁止でオンラインストリーミングも行われなかった)