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NIS Americaは、PS Vitaにて発売されたRPG『クリミナルガールズ INVITATION』の海外版『Criminal Girls: Invite Only』をSteamにて発売開始しました。しかし、その内容が規制されていることが議論を巻き起こしているようです。
『クリミナルガールズ』シリーズはPSP/PS Vitaにてリリースされた、美少女に過激な“おしおき”を行って、彼女たちを成長させるRPG。今回問題となったのはこの“おしおき”部分です。現在発売されているSteam版『Criminal Girls: Invite Only』は、過去にリリースされていた海外PS Vita版同様、“おしおき”時にキャラクターの音声が削除されているほか、CGにも規制が入っている形となってしまっているようです。なお、Steam版『Criminal Girls: Invite Only』は日本語に対応していますが、あくまで『Criminal Girls: Invite Only』の日本語版ということらしく、日本からの購入者が日本語でゲームを遊ぶ場合にも規制は適応される模様です。
この規制を受けてSteam上のフォーラムでは、規制の妥当性について既に多くの議論や要望が巻き起こる状態となっていますが、それに対するNIS Americaの対応はまたユニークなもの。こちらのFAQによれば、「公式では修正解除パッチリリースの予定はないですが、もしファンがパッチやModを作るならば、それは禁止されません」となっており、修正解除Modの制作を公認。既に規制に憤りを感じたファンにより、規制解除Modの制作が始まっているようです。『クリミナルガールズ』は決して“おしおき”だけを売りとしたゲームではありませんが、それでもメイン要素の一つが大きく規制を受けている現状、このModの行く末には期待が集まるところでしょう。
『Criminal Girls: Invite Only』はSteamにて1,980円にて発売中です。なお、スペシャルプロモーションとして1月19日までは25%引きの1,485円にて購入することができます。