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東京ビッグサイトにて1月14日と15日、「Nintendo Switch 体験会 2017」が開催されました。会場では13日に発表された「Nintendo Switch」の新作タイトルの数々が体験できるようになっていましたが、本記事ではその中で最も人気だった『スプラトゥーン2』のハンズオンをお届けします。
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3列ある中心部分が『スプラトゥーン2』の待機列(9時30分頃)
取材に訪れた14日、ビッグサイトでは朝の6時の時点ですでに長い列を形成。『スプラトゥーン2』は、開場時間の10時になる前に体験希望者数が上限に達してしまうという人気ぶりをみせました。
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『スプラトゥーン2』ブースには、Nintendo Switchの「TVモード」で4対4のマルチプレイできる試遊スペースが4ヶ所、「携帯モード」で4対4のプレイができる試遊スペースが1ヶ所設置されていました。プレイ内容は、1分ほどのチュートリアルと、3分の試合を2戦。「携帯モード」を試遊できるのは、「TVモード」で2戦目を勝利した来場者のみに。
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試遊の「TVモード」で使用するコントローラーは「Nintendo Switch Proコントローラー」。「Wii U PROコントローラー」に似ていますが「Wii U GamePad」と同様にジャイロが内蔵されているため、Wii U版とほとんど同じ操作でプレイすることができます。コントローラーのアナログスティックの位置が変更されたのに合わせ、ジャンプボタンがXボタンからアクセスしやすいBボタンへと変更。2画面でなくなったためにXボタンでマップを呼び出すようになりました。
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試遊は、まずはスプラシューターを使ったチュートリアルからスタート。例のごとく、指示に合わせてインクで風船を割っていきます。「Wii U GamePad」よりも軽量な「Nintendo Switch Proコントローラー」での操作は想像以上にプレイしやすく、ジャイロでのエイムも快適です。グラフィックに関してですが、今回の試遊版は前作と同じ720p/60fpsであるように見受けられました。まだまだ開発中ではあるので、製品版では変更されるかもしれません。
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チュートリアルの時間が終了し、ついに対戦がスタート。まず、ブキを4種類の中から選択します。今回使用できるブキは「スプラシューター」「スプラローラー」「スプラチャージャー」、そして新ブキの「スプラマニューバ」です。「スプラマニューバ」は初の両手持ちのブキとなり、他にはない回避アクションの「スライド」を使用することができます。おなじみの「スプラシューター」や「スプラローラー」にも新たなスペシャルやアクションが追加されているので、どれをとっても新鮮にプレイできそうです。今回は新ブキの「スプラマニューバ」をチョイス。
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バトルがスタートしてまず戸惑うのが、マップが常に見えないこと。前作では敵がどのように塗ってきているかや味方の位置を常に手元のGamePadで確認できましたが、今作ではマップ画面を呼び出さないといけません。どこを塗り残しているかや敵がどこまで塗っているかを常にチェックできないのは、逆にスリリングで楽しくもありました。バトルに熱中してくるとXボタンを押してマップを確認することをほとんど忘れてしまい、終了後に色んな場所を塗り残していたことに気付いたりも。
「スプラマニューバ」は想像以上に塗るのにも適していますが、敵と出会った際に「スライド」で敵の死角に飛び込んで倒すといった、テクニカルな戦いができそうでした。また、チャージャーのスナイプを「スライド」でかわしながら向かっていく、といった戦い方もできるのではないでしょうか。連続で2回使用できる「スライド」の出し方は、方向キーを押しながらインクを出している状態でBボタンという少々特殊なやり方。今回の試遊では使いこなせませんでしたが、リリース後にはプレイヤーによってさまざまなテクニックが生まれていきそうです。
スペシャルはジェットパックによって空を飛び、遠くまで威力の高いインクを撃てるというものですが、使い終わった瞬間に意図しない方向へ吹き飛ばされるので注意が必要です。もちろん「スプラマニューバ」が圧倒的に使いやすいブキというわけでなく、そのほかのブキも追加された新アクションによって、さらに奥深くテクニカルな戦いが期待できそうです。
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普段、PS4やXbox Oneでもゲームをプレイしている筆者にとって「Nintendo Switch Proコントローラー」は圧倒的に操作しやすく、Bボタンに変更されたジャンプ操作はむしろ使い慣れた操作フィーリングでした。続いて体験した「携帯モード」でのプレイも、「Nintendo Switch Proコントローラー」からグリップ感は若干悪くなるものの、ジャイロも含め心地よく操作できました。6.2インチ画面の大きさも『スプラトゥーン』をプレイするにはなんら問題はありません。せっかく持ち運べるようになるのですから、1人でも練習できるBot戦モードを搭載してほしいところ。
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対戦スペースの上に設置されたモニターでは、任意で全体マップやプレイヤーの動きが確認できていた。
この機能はぜひとも製品版にも搭載してほしい。
この機能はぜひとも製品版にも搭載してほしい。
合計15分程度の『スプラトゥーン2』体験でしたが、イカたちはファッションも仕草も圧倒的に可愛くパワーアップしており、夏の発売が待ち遠しくて仕方がなくなりました。その他のブキやマップはどのようなものが登場していくのかも非常に気になります。Wii Uの『スプラトゥーン』で練習しながら発売を待ちましょう......!
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