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先日、「Project Scorpio」関連の新情報を予告していたGamasutraは、同機に対応した新たなXbox開発キットを披露しました。合わせてこれからのXboxゲーム開発についても語られています。本記事では気になる部分をピックアップしてご紹介。
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- Xbox Oneファミリーを拡張することによって、PCゲーム開発者とコンソールゲーム開発者の境界を曖昧に。
- 開発者は既存のXbox Oneゲームあるいは将来のXbox Oneゲームを、Scorpioで動作させるためにカスタム作業を行う必要はない。
- HDMI 2.1、FreeSyncを採用(これはDigital Foundryでも言及)。MicrosoftはScorpioができるだけ多くのテレビでその機能を利用できるよう、テレビメーカーとの協力を進めている。
- 開発者は基本的に通常のXbox Oneで動作するゲームを作る必要がある(以前よりScorpio専用タイトルは無いと伝えられている)。
- Xbox OneやXbox One Sと同様に、Scorpioも開発者モードに切り替えることができる。これはScorpio開発キットほど強力ではないが、開発者モードのXbox Oneよりは強力。
- 開発キットは今後数週間で一部のデベロッパーに出荷される予定。
- 開発キットの前面にはOLEDディスプレイと5つのプログラマブルボタンを搭載しており、1秒あたりのフレーム数など有用なデータを表示できる。
- 開発者がこのディスプレイで『Doom』を動かすにはどれだけの時間を要するかという質問に対しては、Microsoftの担当者は推測を拒否した。
- 開発キットにはリテール版Scorpioには無い、3つの正面USBポートと、マルチプレイヤーゲームを実行しながらデバッグ情報を送信するためのネットワークインターフェースカードが搭載されている。
- 開発キットの排気は背面と側面から行われるため、積み重ねて使用できる。そのため、開発者は事務用品やレゴでスペーサーを作る必要がない。
- Scorpio開発キットはセットアップの面で基本的にハンズフリー。箱から出して電源とインターネットに接続、起動してアップデートをダウンロード。
- Scorpio開発キットには4分で100GBのデータを転送できる、新しい高速転送ケーブルを同梱している。このケーブルはXbox OneとXbox One Sでも動作可能。
- 開発者の反復時間を短縮するために注力した。デバッグ、修正、再配置、テストが短時間で行えることでゲームはより良くなり、開発者だけでなくプレイヤーも幸せになる。
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“開発者の心を勝ち取らなければならない”との目標も示されていたProject Scorpio。その目標を達成するため、Microsoftは様々な努力を重ねているようです。