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2016年4月にXbox One/Windows 10向けにリリースされたアクション・アドベンチャーゲーム『Quantum Break』。本作はゲームプレイと実写ドラマを融合した構成が大きな特徴でしたが、デベロッパーRemedy EntertainmentのSam Lake氏はEurogamerのインタビューにて、本作のコンセプトが元々『Alan Wake 2』のものであったことを明らかにしました。
Remedyがゲームプレイと実写ドラマを融合する『Alan Wake 2』の初期コンセプトをMicrosoftに見せたところ、興味を示しながらも“新規IPを探しており、それを所有したい”と伝えられたそうです。Remedyとしても『Alan Wake』のIPを保持したいという思いがあったため、初期コンセプトを基にMicrosoftの新規IPとして『Quantum Break』を作り上げたとのことです。
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現時点で『Alan Wake 2』の開発は行われておらず、先日505 Gamesとのパブリッシング契約が発表されたプロジェクト『Project 7(P7)』も『Alan Wake』シリーズとは関係がないことが確認されています。Sam Lake氏は「Alan Wakeには価値があり、もっと作りたい」としつつも、創造的なアイデアだけでなくビジネスも考えなければならず、実現するには全ての物事が上手くいく必要があると語っています。
2015年に公開された『Alan Wake 2』のプロトタイプ映像