
デベロッパーBattlestate Gamesは、現在クローズドアルファ実施中の新作FPS、『Escape from Tarkov』に登場する「Hideout(隠れ家)」機能の詳細を明らかにしました。



隠れ家は封鎖都市Tarkovからの脱出を試みるプレイヤーが、休息したり、アイテムを保管したり場所です。最初はただの放棄された爆弾シェルターですが、発電機、集水システム、換気、医療施設、偵察センター、暖房、バスルームといったモジュールで構築・改良することで、水分補給やエネルギーの回復、医療品や弾薬の生産などが可能となります。



既に13のモジュールが制作中で、それぞれユニークなボーナスを備えているそうです。モジュールのアンロックや改良の幅を広げるには、様々なリソース、商人へのアクセス、スキルレベルが必要とのこと。また、発電機の燃料が切れると、ボーナスが低下したり無効になるようです。



隠れ家機能はメイン機能と並行して独立開発されており、オープンベータテスト時に搭載予定となっています。公式フォーラムではQ&Aがまとめられているので、いくつかの詳細をピックアップしてご紹介。
- 将来的には他のプレイヤーを招待できるようになる可能性が高い。
- 隠れ家はTarkovの安全地帯にあるため、SCAV(略奪者勢力)や他のプレイヤーから襲撃を受けることはない。
- 発電機に必要な燃料を集める必要がある。
- 隠れ家はメインメニューからアクセス可能。
- 隠れ家とSCAVとの関係でクールな機能を追加予定。
- ポスターにカスタムアートや写真をアップロードする機能(ユーザーからの提案)を検討。
- 隠れ家は現在のインベントリやスタッシュ、トレーダーの画面を完全に置き換えるものではなく、視覚的に表現したもの。
- 隠れ家は自由に歩き回れる。
- クランシステムとの連携も計画。
- 弾薬を製造するにはガンパウダーなどのリソースが必要。また、製造には時間がかかり、それを短縮するためには関連スキルを強化しなければならない。
- 隠れ家の入手方法については現時点で未定だが、非常に特別なクエスト報酬になる可能性が高い。
- 隠れ家はコアゲームの機能ではなく、補足的な機能であるため、カスタマイズ性は低い。
- 音楽プレイヤーの搭載も計画。
- アンロック可能なモジュールはアップグレードのツリーを備えており、アップグレードの選択を悩む必要はない。完全にアップグレードされた隠れ家は、利用可能なすべてのモジュールと/アップグレードを備えている。
- モジュールはティアベースのシステムになり、「エリート」と呼ばれるレアなモジュールも。
- 隠れ家のために沢山のアイテムを集めなければならない。すべてのモジュールは「5つのツールセット」「4つのカーバッテリー」「5つのインテリジェンススキル」といった前提条件があり、建築を開始するにはそれらの条件をクリアする必要がある。
- 隠れ家はベーシックセットアップから始まり、インストールするアップグレードやモジュールの選択によってカスタマイズ可能。
- FalloutのハウジングModのように、ウォールラックに武器、棚に食べ物や飲料を配置するといった機能を検討中、
- 座ってテレビを見たり、武器を修理するなど、環境との相互作用(ユーザーからの提案)は今後の実装を検討。


まだ開発中ではあるものの非常に気になる『Escape from Tarkov』。公式サイトでは隠れ家のハイクオリティなスクリーンショットが多数掲載されているので、そちらも要チェックです。
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